こんにちは。時短父さんです。

フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)がFY2026通期のガイダンスを更新しました。
 PMI updates its 2026 full-year reported diluted EPS forecast to a range of $7.18 to $7.33 to reflect currency and the non-cash impairment of RBH only. Excluding a total 2026 adjustment of $1.13 per share, the forecast range for adjusted diluted EPS of $8.31 to $8.46 represents a projected increase of 10.2% to 12.2% versus $7.54 in 2025. Excluding a favorable currency impact, at prevailing exchange rates, of $0.20 per share, this represents growth of 7.5% to 9.5%.
これによると、報告ベースの希薄化後一株利益は7.18-7.33ドルの範囲で、前回(1-3月期決算発表時)の7.56-7.71ドルから下方修正となりました。FY2025の実績は7.26ドルでした。

要因としてはカナダの大手たばこメーカーであるRBH(Rothmans, Benson & Hedges)への訴訟関連に伴う減損の計上を行うことになったためのようです。これが一株あたり0.33ドルの減益要因だそうです。

他にも従来からの調整事項を考慮すると、合計で1.13ドルの調整が発生するとのことで、調整後一株利益は8.31-8.46ドルとし、こちらも下方修正となります。従来は8.36-8.51ドルでした。ただしFY2026実績は7.54ドルだったので、10%以上の増益予想ではあります。

ガイダンス@20260602


為替効果を除く調整後一株利益は従来予想と変わらずに、8.11-8.26ドルとなっています。前年実績は7.54ドルでした。

報告ベースでの下方修正となりますが、これはあくまでも現金の流出を伴うものではありません。ビジネス自体は順調に行っているようです。

というのも、パリで開かれた国際会議で、フィリップ・モリスのオルザックCEOは講演し、①年間通じて力強いパフォーマンスを予想していること(IQOSが牽引)、②今年4月に日本でのたばこ増税があったにも関わらずIQOSのシェアは維持され期待通りであること、③米国ではZYNの事業が拡大していることなどを挙げました。

【PM】業績推移

ここ数年のフィリップ・モリスの業績は好調で、売上高の拡大が続いています。一株利益の増加も続いていまして、市場もこれを評価しています。

同社の株価は昨年35%上昇し、ここ1~2年で目覚ましく成長しています。

【PM】5年チャート

そのお陰でというか、そのせいで、同社の配当利回りは(たばこ株なのに)3%台前半まで低下してしまっています。5%くらいはあってほしいですよね。

今はなかなか買い増しがしづらい状況かなと思っています。まぁ、それだけ事業が好調、見通しが明るいということで、良しとしておきます。

楽しい投資生活を。
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