こんにちは。時短父さんです。

アルトリア・グループ(MO)が2025年第4四半期と通期の決算を発表しました。内容はなかなか厳しいものでした。

まずは四半期から。

純収入  58.46億ドル(前年同期比2.1%減)
純収入(税控除後)50.79億ドル(同0.5%減)
営業利益 16.51億ドル(同42.7%減)
純利益  11.17億ドル(同63.2%減)
希薄化後一株利益 0.66ドル(同63.1%減)
調整後一株利益  1.30ドル(同0.8%増)


純収入(税控除後)は市場予想をわずかに上回り、一株利益は事前予想1.32ドルを下回りました。

営業利益が大幅に減少しているのは、固定資産(のれんなど)の減損を計上しているためです。

【MO】4Q業績推移

4Qの純収入は2020年をピークに5年連続で減少しました。

純収入が減る理由。それは出荷量(販売量)が激減しているからです。

今期のTotal smokeable productsの出荷量は15,739(百万Sticks)ですが、これは前年同期比7.5%減。2022年比では21.8%も減少しています。

Total oral tobacco productsの出荷量は180.2(百万Sticks)で、前年同期比6.3%減で、2022年比では8.6%減となっています。こちらは全体に占める比率はかなり小さいので影響は軽微ですが。

【MO】4Q出荷量

やはり主力の紙巻たばこの減少が激しいですね。Marlboroは12.6%も出荷量が減っていました。


続いて通期(年間)です。

純収入  232.79億ドル(前年同期比3.1%減)
純収入(税控除後)201.39億ドル(同1.5%減)
営業利益 98.99億ドル(同11.8%減)
純利益  69.47億ドル(同38.3%減)
希薄化後一株利益 4.12ドル(同37.0%減)
調整後一株利益  5.42ドル(同4.4%増)

こちらも純収入は5年連続で減少。

なんとか調整後一株利益だけは連続で増加を維持。

MO業績


気になるのは営業利益率です。

今期は4Qの減損の影響があるものの、どうも営業利益率が低下し始めているように感じます。40%を下回ってくると、アルトリアとしてはどうなのかな?と思います。

【MO】営業利益率

年間の出荷量も4Qと同様に減少が続いています。

【MO】通期出荷量

ここが歯止めが効かない限り、、ちょっとこの先厳しいのでは?と思います。なんせマーケットが米国内のみですからね。一国の政策や嗜好に影響されてしまいます。

最後に2026年のガイダンスです。

We expect to deliver 2026 full-year adjusted diluted EPS in a range of $5.56 to $5.72, representing a growth rate of 2.5% to 5.5% from a base of $5.42 in 2025. We expect 2026 adjusted diluted EPS growth to be weighted to the second half of the year, reflecting a progressive increase in cigarette import and export activity over the course of the year.

調整後一株利益は2.5~5.5%成長を予想しているとのこと。ちょっと幅がありますね。2025年が4.4%増だったので、まぁあまり変わらないのかなと。

あとはキャッシュフローがどうなっているかなんですが、いつものことながら、現時点では不明です。10-Kが公表されたら、確認したいと思います。


楽しい投資生活を。
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