こんにちは。時短父さんです。

アルトリア・グループ(MO)が韓国たばこ大手のKT&Gとの包括的業務協約(MOU)に合意しました。

これはアルトリアとKT&G双方が発表したことですが、前者による文書によれば、長期的に本業に密接に関連する分野への成長投資に関するものとのことで、具体的には経口ニコチン製品、非ニコチン製品分野での長期的な成長と従来のたばこ製品での効率的なオペレーションを目指すものです。

KT&G

経口ニコチン製品については、ニコチンパウチ市場への進出加速するため、両社は北欧ニコチンポウチ会社ASF(Another Snus Factory)を共同買収するとのことです。特に買収金額や時期の記載はありませんでした。

KT&Gは2020年頃だったと思いますが、フィリップ・モリス(PM)も同社と業務提携すると発表したことがありました。実際にどこまでの効果があったのかは、正直定かではないですが、、アルトリアもこの流れに乗る形となりましたね。

アルトリアとしては経口ニコチン製品の強化ということになる訳でしょうけど、現時点でのアルトリアの売りげ高比率では、経口たばこ製品は全体の12%ほど(2025年第2四半期)を占めるに留まっています。

ただ緩やかではありますが、増加傾向にあるのは確かで、ここを強化して、加速させたいというのは理解できます。

何故なら、従来のたばこ製品の売上高がどんどん減っているからです。

【MO】2Q セグメント別推移

しかも利益率は、従来のたばこ製品に比べて、経口たばこ製品の方が10%ポイントほど高いですからね。

フィリップ・モリスも基本的には同様の戦略でしたね。紙たばこが減少するなかで、利益率の高い加熱式たばこIQOSやその他ニコチン製品に力を入れる、というね。

フィリップ・モリスが良かったのは、意外と紙たばこの需要が減らなかったことですね。販路が世界中にあるのが良かったのかもしれません。

アルトリアはどうでしょうね?販売はアメリカのみ。一国の政策や消費性向に左右されやすいですから、フィリップ・モリスのようにうまく行くのか?やや疑問ではあります。

まぁ、今回のことだけで業績が反転、改善するとは思っていません。長期的に眺めて行きましょう。


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2025-05-21