こんにちは。時短父さんです。
昨日の報道でクラフト・ハインツ(KHC)が食品事業をスピンオフするかもしれない(検討している)とありました。

まだ確定ではないものの、関係者の話ということで、かなり信ぴょう性はありますし、社内ではスピンオフはほぼ既定路線なのだと思います。
続報が待たれます。
で、今日のブログはお終いにするわけありません。
個別株を保有していると、このスピンオフってどうして付きまといます。もちろん合併もありますけど、影響が大きいのはスピンオフですね。
NISA口座や特定口座で保有する銘柄がスピンオフを実施した場合、分割される企業(銘柄)の株式は一般口座に(強制的に)払い出されてしまいます。
これがまためんどくさい、、。せっかく非課税口座や特定口座(源泉徴収あり)を選んでいたのに、売買をした年には確定申告が必要になるからです。
外国税額控除を申告している人は確定申告に抵抗がないので、そのついでにやればいいんでしょうけど、取得単価の確認だとか、めんどくさいらしいっす。
だからスピンオフ前に売ってしまう、という投資家さんは結構いるようです。
というのを、書きたかったんではありません。。
さて、私も長い期間米国株投資をしているので、それなりに保有銘柄がスピンオフをしてきました。
2021年にはIBM(IBM)がキンドリル(KD)を、2022年にはAT&T(T)がメディア部門のワーナー・メディアを、2023年にはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)がケンビュー(KVUE)を、2024年にはスリーエム(MMM)がソルベンタム(SOLV)を分割してきました。
なんと毎年のように、、企業のごたごたに関わってしまっています。そして今年(?)はクラフト・ハインツか、、。
で、なんで企業がスピンオフするかって、稼げていない事業と稼げている事業(←どっちが本体かは知らん)を切り離して、身軽になることで収益性を高めたり、株価が上昇したりするからです。
過去の保有株がスピンオフした際、私は全てスピンオフ前後で手放してしまいました。JNJを除き、本体も、分割後の銘柄もです。
気になるのは分割後の株価とか配当ですよね。
IBMやMMM、AT&Tの株価は復活したと聞いています。唯一保有のJNJは、、、どうだ??
スピンオフされた側はどうでしょう?
キンドリルの株価は最近戻してきましたが、スピンオフ時の株価には届いていません。配当もありません。

ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)はAT&Tから切り離されたメディア部門がディスカバリーと合併したため、単独の株価情報がありません。スピンオフの2022年から株価は半減しています。配当もないですね。

ケンビューはこの1年は悪くなさそうですが、スピンオフ時からは20%近く下落しています。ただ配当はあるようで、利回り3.84%はJNJより高いですね。

最後にソルベンタムです。唯一、株価がスピンオフ時を上回っています。本体のスリーエムもスピンオフ後に爆上げしましたからね。これは成功例なんでしょう。双方を保有継続していたら、そこそこのリターンになっていたかもしれません。

最後にそれぞれれ本体の株価を確認しておきましょうね。スピンオフの時期が異なるので、直近1年で比較しました。

ほら、やっぱりIBMとスリーエム、AT&Tは40~50%高となっています。に比べて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは4~5%高、、。
そう考えると、クラフト・ハインツがおそらくチーズを主体の食品事業を分割した場合、ケチャップのハインツの株価もまずまず上向くんじゃないかと思うわけです。
先の報道があっただけで、株価は反応したわけなんで、実際スピンオフが実行されて、その効果が証明されたら、今の株価低迷期を脱する可能性は十分にあります。
なので、期待したいけど、、スピンオフされる食品事業の株式をどうするか(保有し続けるか)はまだ何とも言えません。
ということで、クラフト・ハインツのスピンオフ検討の報道を受けて、過去保有していた銘柄の今の状態を確認してみました。IBMもAT&Tも、スリーエムも手放すんじゃなかったなぁ、、(なんてね)。
楽しい投資生活を。

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昨日の報道でクラフト・ハインツ(KHC)が食品事業をスピンオフするかもしれない(検討している)とありました。

米食品大手クラフト・ハインツは会社分割の準備を進めているもよう。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、関係者の話として報じた。ロイターの記事をそのまま転載しました。
報道によると、同社はクラフト製品を含む食料品事業の大部分を新しい事業体として分離独立させることを検討しており、新会社は単独で最大200億ドルの価値を持つ可能性があるという。
分割後、クラフト・ハインツは主力製品のチャップやディジョンマスタード「グレイ・プーポン」などの製品を維持する見通し。同社の株価は午後の取引で約1.8%上昇した。
まだ確定ではないものの、関係者の話ということで、かなり信ぴょう性はありますし、社内ではスピンオフはほぼ既定路線なのだと思います。
続報が待たれます。
で、今日のブログはお終いにするわけありません。
個別株を保有していると、このスピンオフってどうして付きまといます。もちろん合併もありますけど、影響が大きいのはスピンオフですね。
NISA口座や特定口座で保有する銘柄がスピンオフを実施した場合、分割される企業(銘柄)の株式は一般口座に(強制的に)払い出されてしまいます。
これがまためんどくさい、、。せっかく非課税口座や特定口座(源泉徴収あり)を選んでいたのに、売買をした年には確定申告が必要になるからです。
外国税額控除を申告している人は確定申告に抵抗がないので、そのついでにやればいいんでしょうけど、取得単価の確認だとか、めんどくさいらしいっす。
だからスピンオフ前に売ってしまう、という投資家さんは結構いるようです。
というのを、書きたかったんではありません。。
さて、私も長い期間米国株投資をしているので、それなりに保有銘柄がスピンオフをしてきました。
2021年にはIBM(IBM)がキンドリル(KD)を、2022年にはAT&T(T)がメディア部門のワーナー・メディアを、2023年にはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)がケンビュー(KVUE)を、2024年にはスリーエム(MMM)がソルベンタム(SOLV)を分割してきました。
なんと毎年のように、、企業のごたごたに関わってしまっています。そして今年(?)はクラフト・ハインツか、、。
で、なんで企業がスピンオフするかって、稼げていない事業と稼げている事業(←どっちが本体かは知らん)を切り離して、身軽になることで収益性を高めたり、株価が上昇したりするからです。
過去の保有株がスピンオフした際、私は全てスピンオフ前後で手放してしまいました。JNJを除き、本体も、分割後の銘柄もです。
気になるのは分割後の株価とか配当ですよね。
IBMやMMM、AT&Tの株価は復活したと聞いています。唯一保有のJNJは、、、どうだ??
スピンオフされた側はどうでしょう?
キンドリルの株価は最近戻してきましたが、スピンオフ時の株価には届いていません。配当もありません。

ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)はAT&Tから切り離されたメディア部門がディスカバリーと合併したため、単独の株価情報がありません。スピンオフの2022年から株価は半減しています。配当もないですね。

ケンビューはこの1年は悪くなさそうですが、スピンオフ時からは20%近く下落しています。ただ配当はあるようで、利回り3.84%はJNJより高いですね。

最後にソルベンタムです。唯一、株価がスピンオフ時を上回っています。本体のスリーエムもスピンオフ後に爆上げしましたからね。これは成功例なんでしょう。双方を保有継続していたら、そこそこのリターンになっていたかもしれません。

最後にそれぞれれ本体の株価を確認しておきましょうね。スピンオフの時期が異なるので、直近1年で比較しました。

ほら、やっぱりIBMとスリーエム、AT&Tは40~50%高となっています。に比べて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは4~5%高、、。
そう考えると、クラフト・ハインツがおそらくチーズを主体の食品事業を分割した場合、ケチャップのハインツの株価もまずまず上向くんじゃないかと思うわけです。
先の報道があっただけで、株価は反応したわけなんで、実際スピンオフが実行されて、その効果が証明されたら、今の株価低迷期を脱する可能性は十分にあります。
なので、期待したいけど、、スピンオフされる食品事業の株式をどうするか(保有し続けるか)はまだ何とも言えません。
ということで、クラフト・ハインツのスピンオフ検討の報道を受けて、過去保有していた銘柄の今の状態を確認してみました。IBMもAT&Tも、スリーエムも手放すんじゃなかったなぁ、、(なんてね)。
楽しい投資生活を。
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