こんにちは。時短父さんです。

マクドナルド(MCD)に対する機関投資家の投資判断の引下げが相次いでいます。

6月9日にはモルガン・スタンレーがマクドナルドを「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に引き下げました。目標株価を5ドル引下げて324ドルとしました。

また10日にはレッドバーン・アトランティックが投資判断を「買い」から(なんと)「売り」に2段階も変更しました、、。

マクドナルドへの「売り」判断はレッドバーンのみのようでして、報道によると「ダイエット薬の影響による消費行動の変化とインフレ」が懸念材料なんだとか。

レッドバーンは目標株価を260ドルとのことで、ウォール街では最低の数値です。

260ドルって、現在の株価から15%前後も低く見積もられているんですね。ちょっと安すぎじゃ?

【MCD】株価チャート


さて、皆さんはこういった投資のプロたちの判断をどう捉えますか?

やはりプロだからこれに従っておこう、となりますか?

それとも、こういった悲観的な見方が出てきた時こそ、仕込み時だ、と思いますか?

まぁ、どちらも正解のような気がします。

個人的には、こういった判断の引下げは株価の過熱感を冷ましてくれると思っていまして、投資先に対する冷静な判断を与える材料の一つと捉えています。

なので、盲目的な買いや衝動的な買い意欲を抑制してくれるので、ありがたい一方で、、

機関投資家の判断だけが全てではないとも思っています。

マクドナルドに限ったことではありませんが、自分が投資した銘柄については自分が一番自信を持っていないといけないですから、プロの言葉だけで揺らぐようでは、投資先への自分自身の信念を疑わざるを得ないです。

今回の件に関しては、まだ「売り」は一社のみで、ウォール街でも異例ですので、マクドナルド株の暴落には至っていません。

これが2社、3社と続くようだと、いよいよか、となるでしょう。

まずは冷静に。プロはそう見ているのか、という自分とは異なる視点を持っているということだけを理解しておくに留めるべきかと思います。

1Qは米国内の既存店売上高が3.6%減ったわけですが、この傾向がどうなるか、2Qの結果も見つつ、マクドナルドへの投資を考えるべきでしょうね。といっても、これで「売るか?」と問われると、今のところは「否」ですが。


楽しい投資生活を。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村