こんにちは。時短父さんです。
先日決算発表のことをブログにてお伝えしたジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が10Qを公表しました。
決算発表時には触れられていなかったキャッシュフローについて書きたいと思います。
まずはJNJから。
営業CF 41.74億ドル(前年同期比14.1%増)
投資支出 7.95億ドル(同1.5%減)
FCF 33.79億ドル(同18.6%増)
配当支払 29.89億ドル(同4.2%増)
配当性向 88%(前年同期101%)
営業CFマージン 19.1%(同17.1%)

ここに記載した項目のうち、10Qから直接分かるのは営業CFと投資支出、配当支払額のみですが、それらを分析するとFCFや配当性向、営業CFマージンを算出できます。
JNJについてはキャッシュフローも安心感がありますね。営業CFは増加、投資支出は抑制されて、FCFは大きく増加しましたから。
配当性向はやや高めですが、前年は100%超えだったので、良かったと思います。2Q以降、より抑制されるはずです。
PMについては、、
営業CF -3.5億ドル(前年同期2.41億ドル)
投資支出 4.04億ドル(前年同期比3.1%増)
FCF -7.54億ドル(前年同期-1.76億ドル)
配当支払 21.16億ドル(前年同期比3.9%増)
配当性向 算出不可
営業CFマージン -4%(同3%)
あれ?営業CFがマイナスなんて、なんかとんでもなく悪いように見えますね。
いや、でも安心して下さい。PMは1Qでは毎年こんなもんなのです。

ね。
業績自体は良かったのに、キャッシュフローがこんなショボい理由はこれです。
Accrued liabilities and other current assetsという項目が営業CFを24.67億ドルキャッシュアウトとなっていました。

こんな状態でも残り3四半期で挽回してくるはずなので、今はあまり気にしないで下さいね。
ちょっと短いですが、今日はこの辺で。
楽しい投資生活を。

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先日決算発表のことをブログにてお伝えしたジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が10Qを公表しました。
決算発表時には触れられていなかったキャッシュフローについて書きたいと思います。
まずはJNJから。
営業CF 41.74億ドル(前年同期比14.1%増)
投資支出 7.95億ドル(同1.5%減)
FCF 33.79億ドル(同18.6%増)
配当支払 29.89億ドル(同4.2%増)
配当性向 88%(前年同期101%)
営業CFマージン 19.1%(同17.1%)

ここに記載した項目のうち、10Qから直接分かるのは営業CFと投資支出、配当支払額のみですが、それらを分析するとFCFや配当性向、営業CFマージンを算出できます。
JNJについてはキャッシュフローも安心感がありますね。営業CFは増加、投資支出は抑制されて、FCFは大きく増加しましたから。
配当性向はやや高めですが、前年は100%超えだったので、良かったと思います。2Q以降、より抑制されるはずです。
PMについては、、
営業CF -3.5億ドル(前年同期2.41億ドル)
投資支出 4.04億ドル(前年同期比3.1%増)
FCF -7.54億ドル(前年同期-1.76億ドル)
配当支払 21.16億ドル(前年同期比3.9%増)
配当性向 算出不可
営業CFマージン -4%(同3%)
あれ?営業CFがマイナスなんて、なんかとんでもなく悪いように見えますね。
いや、でも安心して下さい。PMは1Qでは毎年こんなもんなのです。

ね。
業績自体は良かったのに、キャッシュフローがこんなショボい理由はこれです。
Accrued liabilities and other current assetsという項目が営業CFを24.67億ドルキャッシュアウトとなっていました。

こんな状態でも残り3四半期で挽回してくるはずなので、今はあまり気にしないで下さいね。
ちょっと短いですが、今日はこの辺で。
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