こんにちは。時短父さんです。
プロクター&ギャンブル(PG)が2025年1-3月期とFY2025 1-3Q(累計)の決算を発表しました。内容は良くなかったです。
四半期
売上高 197.76億ドル(前年同期比2.1%減)
営業利益 45.58億ドル(同2.2%増)
純利益 37.69億ドル(同0.4%増)
希薄化後一株利益 1.54ドル(同1.3%増)
事前予想では売上高は201.52億ドル、一株利益は1.53ドルでしたので、売上高は予想を下回ってしまいました。
そして1-3月期としてはFY2018(2019年)から続いていた増収はここでストップしてしまいました。増益は続いているけどね。
ただ営業利益率は23.0%と、前年同期の22.1%からわずかに上昇させています。減収にもかかわらずコストコントロールはできているものと見られます。

発表資料によれば、出荷量は全体で1%減でしたし、外国為替(ドル高)が売上高に2%減の影響を与え、価格上昇の追い風(1%増)を相殺し、純売り上げは2%減となった模様です。
ただしオーガニックセールスは1%増でした。

消費者が価格上昇(物価高)について来れなくなった可能性が高いですね。。
セグメント別の売上高の推移は以下の通りです。今回売上高が唯一増加したのはHealth Careでしたが、それでも前年同期比0.2%増です、、。

通期(1-3Q)
売上高 633.95億ドル(前年同期比0.2%減)
営業利益 160.96億ドル(同9.8%増)
純利益 110.37億ドル(同9.9%増)
希薄化後一株利益 5.03ドル(同5.9%増)
こちらは減収の増益となっています。増益に関しては1-2Qでの貯金が大きいですかね。
1-3Q累積のキャッシュフローを確認します。
営業CF 128.32億ドル(前年同期比8.9%減)
投資支出 27.77億ドル(同9.4%増)
FCF 100.55億ドル(同13.0%減)
営業CFマージン 20.2%(前年同期22.2%)

FCFの減少は痛いですね、、。まぁ、これは1Qから続いてきた営業CFの減少によるものもあるので、必ずしも3Qだけのせいではないです。
FCF自体は1Qで前年同期比16.8%減、2Qで同8.9%減、3Qで同13.5%減となっています。
1-3Qの配当性向は72.8%となり、前年同期の59.4%から13%ポイントも上昇しています。3Qに限っては85%を超えてしまいました。

最後にガイダンスです。
なんとなんと、希薄化後一株利益の予想が前年比6~8%増(従来は同10~12%増)に下方修正されてしまいました。コアの一株利益も同様に、同2~4%増(従来は同5~7%増)に下方修正されています。

前期まではFY2025開始時の予想を維持していましたが、ここに来ての下方修正、、。関税の影響も考慮してのことでしょうか。
なかなか厳しい決算内容ですし、厳しい見通しとなっています。
でも私は頑張って握っておこうと思います、、。
楽しい投資生活を。

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プロクター&ギャンブル(PG)が2025年1-3月期とFY2025 1-3Q(累計)の決算を発表しました。内容は良くなかったです。
四半期
売上高 197.76億ドル(前年同期比2.1%減)
営業利益 45.58億ドル(同2.2%増)
純利益 37.69億ドル(同0.4%増)
希薄化後一株利益 1.54ドル(同1.3%増)
事前予想では売上高は201.52億ドル、一株利益は1.53ドルでしたので、売上高は予想を下回ってしまいました。
そして1-3月期としてはFY2018(2019年)から続いていた増収はここでストップしてしまいました。増益は続いているけどね。
ただ営業利益率は23.0%と、前年同期の22.1%からわずかに上昇させています。減収にもかかわらずコストコントロールはできているものと見られます。

発表資料によれば、出荷量は全体で1%減でしたし、外国為替(ドル高)が売上高に2%減の影響を与え、価格上昇の追い風(1%増)を相殺し、純売り上げは2%減となった模様です。
ただしオーガニックセールスは1%増でした。

消費者が価格上昇(物価高)について来れなくなった可能性が高いですね。。
セグメント別の売上高の推移は以下の通りです。今回売上高が唯一増加したのはHealth Careでしたが、それでも前年同期比0.2%増です、、。

通期(1-3Q)
売上高 633.95億ドル(前年同期比0.2%減)
営業利益 160.96億ドル(同9.8%増)
純利益 110.37億ドル(同9.9%増)
希薄化後一株利益 5.03ドル(同5.9%増)
こちらは減収の増益となっています。増益に関しては1-2Qでの貯金が大きいですかね。
1-3Q累積のキャッシュフローを確認します。
営業CF 128.32億ドル(前年同期比8.9%減)
投資支出 27.77億ドル(同9.4%増)
FCF 100.55億ドル(同13.0%減)
営業CFマージン 20.2%(前年同期22.2%)

FCFの減少は痛いですね、、。まぁ、これは1Qから続いてきた営業CFの減少によるものもあるので、必ずしも3Qだけのせいではないです。
FCF自体は1Qで前年同期比16.8%減、2Qで同8.9%減、3Qで同13.5%減となっています。
1-3Qの配当性向は72.8%となり、前年同期の59.4%から13%ポイントも上昇しています。3Qに限っては85%を超えてしまいました。

最後にガイダンスです。
なんとなんと、希薄化後一株利益の予想が前年比6~8%増(従来は同10~12%増)に下方修正されてしまいました。コアの一株利益も同様に、同2~4%増(従来は同5~7%増)に下方修正されています。

前期まではFY2025開始時の予想を維持していましたが、ここに来ての下方修正、、。関税の影響も考慮してのことでしょうか。
なかなか厳しい決算内容ですし、厳しい見通しとなっています。
でも私は頑張って握っておこうと思います、、。
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