こんにちは。時短父さんです。

ここ数週間好調だったベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の株価が急落しました。この記事を書いている時点で前日比-6.58%となっています。

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何があったのかなと思っていたら、ベライゾンからメールが来ていました。Form 8-Kを公表していたようです。

そこにはこう書いてありました。

At an investor event earlier today, Verizon Communications Inc. (Verizon) announced that it expected that Verizon Consumer Group (Consumer) postpaid phone net additions for the first quarter of 2025 would be affected by (i) 3-5 basis points of churn incremental to the prior year period attributable to recent pricing actions and (ii) postpaid phone gross additions that are flat to slightly down from the prior year period.

Verizon remains confident in its full year financial guidance and that, without the impact of the second number offering, it will generate more Consumer postpaid phone net additions in full year 2025 than it did in 2024.

消費者部門において、販売価格の引き上げにより前年と比較し解約率が3~5bp上昇すること、ポストペイド携帯電話の新規契約数が前年と同じ水準か、わずかに減少する見込みであるとのこと。

少し詳しく解説してみましょうかね。

まず解約率については3~5bp上昇とのことですが、0.03~0.05%上昇ってことですね。消費者部門における2024年第4四半期の解約率は以下のようになっていました。

Wireless retail postpaid1.12%
Wireless retail postpaid phone 0.89%
Wireless retail prepaid 4.04%
Wireless retail prepaid excl. SafeLink 3.78%
Wireless retail 1.64%

ん?なんか解約率も種類がたくさんあるな、、。どれが今回発表分に該当するんだ?

おそらくWireless retail postpaid phoneだと思うのですが、これだと昨年は0.89%。これに0.03~0.05%を加えると、0.92~0.94%になるってことですね。

ベライゾンが比較している前年というのが、2024年第1四半期だとしたら、その時のWireless retail postpaid phoneの解約率は0.83%です。なので、0.86~0.88%になるのかな。

2023~2024年の各四半期の解約率では0.90%台は無かったので、もし0.92~0.94%とかになってくると、かなりインパクトがあるように感じます。


もう一つのポストペイド携帯電話の新規契約数についてですが、2024年第4四半期は2,418千件、同第1四半期は1,710千件の新規契約がありました。これらがわずかに減少してしまう可能性があるとのことですね。

新規契約が変わらずか、減ってしまう中で、解約率が上昇してしまえば、当然に契約数の純増分は減ってしまいます。

消費者部門の売上高はベライゾンにとって主力となっています。2024年の全体売上高1,348億㌦に対して、消費者部門の1,029億㌦と76%を占めています。ここがぐらつくようだと、やはり株価にも影響してきちゃいますかね。

まぁ、今日の株価急落はこの発表だけが要因ではなく、ディフェンシブ銘柄全体で株価が下落したように、航空業界・小売業界の業績予想の引下げや関税問題などが波及していると思われます。そしてハイテク株がやや反発しているので、資金がそちらに流れた可能性がありますね。

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株価は下落しましたが、ベライゾンにとってはここまでちょっと順調過ぎたので、落ち着かせるためには良い調整かもしれません。配当利回りも6%台に戻っています。

楽しい投資生活を。
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