こんにちは。時短父さんです。

先日、当ブログでは野村総合研究所(NRI)が発表した最新の(2023年時点の)世帯の純金融資産保有額のピラミッドについてご紹介しました。たくさんの方に閲覧して頂き有難うございました。

その時の記事では、そのピラミッドの構成についてお伝えしました。
NRI分類2023

実はNRIのプレスリリースでは、ちょっとしたキーワード(ニューワード)が登場していました。

それが、「いつの間にか富裕層」です。その解説自体は、プレスリリース自体を読んで頂くのが良いですし、ななしさんのブログなどでも読めると思うので、詳しくはここでは詳しくは書きません。

プレスリリースの画像だけ貼っておきますね。

いつの間にか富裕層

株式相場の上昇を受けて知らぬ間に(いつの間にか)富裕層になっちゃった人(層)のことを言うらしく、これらの層は今までとは変わらない生活スタイルを維持する一方で、比較的高い金融リテラシーがあってもその知識は不十分なケースが見られる、らしいです。

いずれにしも、株式相場に自分の資産を預けて、ほったらかしていたら、億単位の資産になっちゃったというわけです。そういうこともあるんですね。

「いつの間にか富裕層」に限らずですけど、より上の層に順調に上がって行く人たちは、仕事でめちゃめちゃ稼ぐか、株式相場に資産を預けているかが主だったところだと思います。

サラリーマンの平均年収が500万円にもならないようだと、前者というより後者の要因が大きいとは思いますが。トマ・ピケティのr>gを表していると思います。

ということは、働いて給与を稼ぐこと自体は生活者としては至極まっとうなことではあるものの、そればかりに頼り、株式などでの資産運用を怠っていると、「いつの間にか富裕層」なんて夢のまた夢であり、結局のところ「いつまでもマス層」という人生に終わる可能性が高いです。

マス層の人たちがそれで良いと思っているのなら、それは別に構いません、、。でもそうでないなら、今より積極的に資産を株式市場などに預ける必要があると思われます。

「必ず」とは言えませんが、高い確率では「いつの間にかアッパーマス層」や「いつの間にか準富裕層」になっていると思いますし、私自身もそうでした。

確かに当時の目標としては「アッパーマス層になってやる!」とか「今年中に準富裕層に!」と思ったことはあります。ですが、投資手法として何か特別なことをしたつもりはありません。

インデックス投資もやりつつ、主には(資産が増えにくい)高配当株中心にやってきました。それでさえも、今ではまさに「いつの間にか準富裕層」です。

資産運用なんてそんなもんです。結局、ある程度長く続けていたら「いつの間にか」そうなっているもんです。運用などを長く続けるためには、それこそ仕事をまじめに続けて、入金力を維持・向上させるのが一番です。だから労働をないがしろにするつもりはないです。

ただそれだけでは(資産を増やすという点では)ダメなので、運用をしましょう。という話です。

「いつまでもマス層」でいたければ、どうぞ。世の中に抜け出す手段は揃っています。要はやるか、やらないか、だけの違いです。


楽しい投資生活を。
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