こんにちは。時短父さんです。
米石油メジャーのシェブロン(CVX)とエクソン・モービル(XOM)が10-12月期の決算を発表しました。シェブロンは同時に4.9%増配を発表しましたが、決算は冴えませんでした。エクソンはまずまずでした。
まずはシェブロンの決算から。
四半期
売上高 522.26億ドル(前年同期比10.7%増)
純利益 32.39億ドル(同43.4%増)(☆゚∀゚)
希薄化後一株利益 1.84ドル(同50.8%増) (´▽`)
調整後一株利益 2.06ドル(同40.3%減)(゚∇゚ ;)エッ!?
売上高の事前予想は484億ドルだったので、こちらは実績が予想を上回りました。一方で調整後一株利益の事前予想は2.06ドルでしたので、実績は予想と一致しました(サプライズなし)。

前年同期は特別項目での調整が48億ドルあまり入っていた関係で、希薄化後と調整後の差が大きくありましたが、今期は15億ドルあまりに縮まっており、結果調整後一株利益は大きく減少してしまいました。
シェブロンのCEOのコメントによると、「2024年は記録的な生産を行い、株主へは記録的な還元をし、鍵となる成長性のあるプロジェクトを開始した」とのこと。生産量は世界全体で7%増加、米国内で19%増加だったようです。
売上高も見た目は良い結果のように見えるのですが、詳細を見てみると、どうなの?って思います。
というのも、先ほど売上高は522.26億ドルと書きましたが、これは「本業の売上(生産に伴う収入)」に加えて、「その他収益」を加えたものになっています。

損益計算書を見ると、前者は483億ドルとなっており、前年同期(489億ドル)から減収していることが分かります。逆に「その他収益」は32億ドルも計上があり、前年同期はむしろ27億ドル減っているので、ここに約59億ドルの差が発生しています。
「その他収益」が何を指しているのかまでは把握できていないのですが、ある得るとしたら、保有資産の売却によるものかもしれません。
そう考えると、本業での生産活動による売上高はほぼ変わらず(むしろ若干減少)なので、ちょっとどうなの?と思ってしまいます。生産量は増えたんだろうに、、。
年間
売上高 2027.92億ドル(前年同期比0.9%増)
純利益 176.61億ドル(同17.4%減)(´Д⊂)
希薄化後一株利益 9.72ドル(同14.4%減)(´Д⊂)
調整後一株利益 10.05ドル(同23.5%減)(´Д⊂)
売上高は横ばい、利益は2桁の減益でした、、。

まぁ、減益となったとはいえ、コロナ禍前に比べれば、悪くはないのかな、、。
心配なのはキャッシュフローもそうです。
年間でですけど、営業キャッシュフローは315億ドル(前年同期比11%減)、投資支出は118億ドル(同25%減)、フリーキャッシュフローは197億ドル(同横ばい)でした。

何が心配って、営業キャッシュフローマージンです。売上高が横ばいだった中で、営業キャッシュフローが減少したので、そのマージンも低下しました。2024年は15.5%です。2023年は17.7%でした。
本業であまり稼げていないような感じがして心配になります。私の心配が市場と共有されたのか、決算発表後の株価は4.5%安でした。
ただ、嬉しいニュースも一つ。シェブロンは3月四半期配当で4.9%増配を発表してくれました。従来単価1.63ドル⇒1.71ドルになりました。増配率は低下しましたが、まぁ良しとしますか、、。

続いてエクソン・モービルについてです。
売上高 834.26億ドル(前年同期比1.1%減)
純利益 76.10億ドル(同0.3%減)
希薄化後一株利益 1.72ドル(同9.9%減)
調整後一株利益 1.67ドル(同32.7%減)
あれ?減収減益でした。
アナリスト予想は、売上高が872億ドル、調整後一株利益が1.55ドルでした。一株利益は予想を大きく上回ってくれましたね。

エクソンの損益計算書も見ましたが、シェブロンのように特記すべきことはなさそうでした。
年間では
売上高 3495.85億ドル(前年同期比1.5%増)
純利益 336.80億ドル(同6.5%減)
希薄化後一株利益 7.84ドル(同11.8%減)
調整後一株利益 7.79ドル(同18.2%減)
こちらは増収減益で2024年を終えました。

キャッシュフローは、営業キャッシュフローは550.22億ドル(同横ばい)、投資支出は206.92億ドル(同7.4%増)、フリーキャッシュフローは343.30億ドル(同4.9%減)でした。

営業キャッシュフローマージンは15.7%で、前年の16.1%からわずかに低下しました。が、コロナ禍前に比べると格段に改善していることが分かります。
一つ書き忘れていました。
シェブロンは年間で118億ドルの配当を支払っており、フリーキャッシュフローに占める比率は59.9%でした。
一方で、エクソン・モービルは年間で167.04億ドルの配当を支払い、フリーキャッシュフローに占める比率は48.7%でした。
どちらも配当支払能力に懸念がありそうには見えませんね。
決算発表を受けて株価が下がっているようなので、ここらで買い増しができれば、良い利回りで増配株を掴むことができるかもしれませんね。
楽しい投資生活を。

米石油メジャーのシェブロン(CVX)とエクソン・モービル(XOM)が10-12月期の決算を発表しました。シェブロンは同時に4.9%増配を発表しましたが、決算は冴えませんでした。エクソンはまずまずでした。
まずはシェブロンの決算から。
四半期
売上高 522.26億ドル(前年同期比10.7%増)
純利益 32.39億ドル(同43.4%増)(☆゚∀゚)
希薄化後一株利益 1.84ドル(同50.8%増) (´▽`)
調整後一株利益 2.06ドル(同40.3%減)(゚∇゚ ;)エッ!?
売上高の事前予想は484億ドルだったので、こちらは実績が予想を上回りました。一方で調整後一株利益の事前予想は2.06ドルでしたので、実績は予想と一致しました(サプライズなし)。

前年同期は特別項目での調整が48億ドルあまり入っていた関係で、希薄化後と調整後の差が大きくありましたが、今期は15億ドルあまりに縮まっており、結果調整後一株利益は大きく減少してしまいました。
シェブロンのCEOのコメントによると、「2024年は記録的な生産を行い、株主へは記録的な還元をし、鍵となる成長性のあるプロジェクトを開始した」とのこと。生産量は世界全体で7%増加、米国内で19%増加だったようです。
売上高も見た目は良い結果のように見えるのですが、詳細を見てみると、どうなの?って思います。
というのも、先ほど売上高は522.26億ドルと書きましたが、これは「本業の売上(生産に伴う収入)」に加えて、「その他収益」を加えたものになっています。

損益計算書を見ると、前者は483億ドルとなっており、前年同期(489億ドル)から減収していることが分かります。逆に「その他収益」は32億ドルも計上があり、前年同期はむしろ27億ドル減っているので、ここに約59億ドルの差が発生しています。
「その他収益」が何を指しているのかまでは把握できていないのですが、ある得るとしたら、保有資産の売却によるものかもしれません。
そう考えると、本業での生産活動による売上高はほぼ変わらず(むしろ若干減少)なので、ちょっとどうなの?と思ってしまいます。生産量は増えたんだろうに、、。
年間
売上高 2027.92億ドル(前年同期比0.9%増)
純利益 176.61億ドル(同17.4%減)(´Д⊂)
希薄化後一株利益 9.72ドル(同14.4%減)(´Д⊂)
調整後一株利益 10.05ドル(同23.5%減)(´Д⊂)
売上高は横ばい、利益は2桁の減益でした、、。

まぁ、減益となったとはいえ、コロナ禍前に比べれば、悪くはないのかな、、。
心配なのはキャッシュフローもそうです。
年間でですけど、営業キャッシュフローは315億ドル(前年同期比11%減)、投資支出は118億ドル(同25%減)、フリーキャッシュフローは197億ドル(同横ばい)でした。

何が心配って、営業キャッシュフローマージンです。売上高が横ばいだった中で、営業キャッシュフローが減少したので、そのマージンも低下しました。2024年は15.5%です。2023年は17.7%でした。
本業であまり稼げていないような感じがして心配になります。私の心配が市場と共有されたのか、決算発表後の株価は4.5%安でした。
ただ、嬉しいニュースも一つ。シェブロンは3月四半期配当で4.9%増配を発表してくれました。従来単価1.63ドル⇒1.71ドルになりました。増配率は低下しましたが、まぁ良しとしますか、、。

続いてエクソン・モービルについてです。
売上高 834.26億ドル(前年同期比1.1%減)
純利益 76.10億ドル(同0.3%減)
希薄化後一株利益 1.72ドル(同9.9%減)
調整後一株利益 1.67ドル(同32.7%減)
あれ?減収減益でした。
アナリスト予想は、売上高が872億ドル、調整後一株利益が1.55ドルでした。一株利益は予想を大きく上回ってくれましたね。

エクソンの損益計算書も見ましたが、シェブロンのように特記すべきことはなさそうでした。
年間では
売上高 3495.85億ドル(前年同期比1.5%増)
純利益 336.80億ドル(同6.5%減)
希薄化後一株利益 7.84ドル(同11.8%減)
調整後一株利益 7.79ドル(同18.2%減)
こちらは増収減益で2024年を終えました。

キャッシュフローは、営業キャッシュフローは550.22億ドル(同横ばい)、投資支出は206.92億ドル(同7.4%増)、フリーキャッシュフローは343.30億ドル(同4.9%減)でした。

営業キャッシュフローマージンは15.7%で、前年の16.1%からわずかに低下しました。が、コロナ禍前に比べると格段に改善していることが分かります。
一つ書き忘れていました。
シェブロンは年間で118億ドルの配当を支払っており、フリーキャッシュフローに占める比率は59.9%でした。
一方で、エクソン・モービルは年間で167.04億ドルの配当を支払い、フリーキャッシュフローに占める比率は48.7%でした。
どちらも配当支払能力に懸念がありそうには見えませんね。
決算発表を受けて株価が下がっているようなので、ここらで買い増しができれば、良い利回りで増配株を掴むことができるかもしれませんね。
楽しい投資生活を。
コメント