こんにちは。時短父さんです。

飲料大手のコカ・コーラ(KO)が7-9月期の決算を発表しました。内容はまちまちでした。

売上高  118.54億ドル(前年同期比0.8%減)
営業利益   25.10億ドル(同23.2%減)
純利益    28.48億ドル(同7.7%減)
希薄化後一株利益 0.66ドル(同7.0%減)
調整後一株利益  0.77ドル(同4.1%増)

営業利益が大きく減少したのは、営業費用内のOther operating chargesが前年同期の3倍近くの10億ドルも計上されていることが要因です。ただこれは特別項目に該当しているようで、Non-GAAPでは調整されています。

売上高の市場予想は116.10億ドルでしたので、これを上回りました。また調整後一株利益の市場予想は0.75ドルでしたので、こちらも予想を上回りました。

ここだけ見ると、悪くはなかったのかななんて思いますけどね。

【KO】3Q業績推移

売上高が伸びやんだのは、欧州・中東・アフリカやアジア太平洋地域での販売量の減少とともに、売上高が減少(それぞれ7%減、4%減)したことが要因です。北米・ラテンアメリカでは増加したんですけどね。

全世界でのオーガニックレベニューは9%増加していますので、ここは安心材料なのかなと思います。
2024-3Q

セグメント別の売上高推移はこちらです。北米(緑色)や中南米(赤色)は値上げの効果もあって順調に増えている様子が分かります。値上げもあって、と言いますけど、それを吸収できるほどの経済が力強いってことなんですよね。
【KO】3Qセグメント別売上高推移


通期の見通しについてはオーガニックレベニューについて、従来の9~10%成長を、新たに10%を目指すとしました。

その他、為替一定後ベースの一株利益でも14~15%の成長を目指すとしました。
OUTLOOK2024-3Q

キャッシュフローの予想は変更ありませんでした、、。

が、見てこれ↓↓

【KO】3Qキャッシュフロー推移

(゚∇゚ ;)エッ!?

営業キャッシュフローが激減してるやん、、。

そうです。1-3Q累積の営業CFは28.54億ドルで前年同期比68.0%も減少しました。1-2Q時点では41億ドルもあったのに、、。何でや?

と思ったら、キャッシュフロー計算書のNet change in operating assets and liabilitiesが78億ドルもキャッシュアウトと計上されています。
due to a $6.0 billion payment made to the IRS related to ongoing tax litigation (“IRS tax litigation deposit”). Free cash flow excluding the IRS taxlitigation deposit (non-GAAP) was $7.6 billion,
何やら税務訴訟として60億ドルも支払があったとか。IRSというのは内国歳入庁のことですね。もしこの支払がなければ、フリーキャッシュフローは76億ドルだったということなので、前年同期比で4~5%ほどの減少で済んだことになります。

まぁ、こんな決算を受けて、コカ・コーラの株価は2%ほど下落しました。が、このくらいの下落ならすぐに回復するんじゃなかろうかと楽観しております。

いろいろあるけど、コカ・コーラは安心して持っていられる銘柄だと思いますよ。


楽しい投資生活を。
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億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
デビッド・クラーク
日本経済新聞出版
2002-05-20