こんにちは。時短父さんです。
日用品大手のプロクター&ギャンブル(PG)がFY2025-1Q決算を発表しました。結果は悪かったです。
売上高 217.37億ドル(前年同期比0.6%減)
営業利益 57.97億ドル(同0.5%増)
純利益 39.59億ドル(同12.4%減)
希薄化後一株利益 1.61ドル(同12.0%減)
コア一株利益 1.93ドル(同5.5%増)

売上高の市場予想は219億ドルでしたので、予想を下回り、かつ四半期として2期連続で減収となりました。
一方、コア一株利益の市場予想は1.90ドルでしたので、こちらは予想を上回りました。ただし希薄化後一株利益はノンコアの構造改革費用を計上したことで、前年同期比12%減少しました。
売上高を細かく見ていくと、セグメント毎に販売量はまちまちで、全体としてはフラットでした。価格引き上げは全体で1%増に留まり、純売上高は1%減となりました。

ただ為替の影響も鑑みると、オーガニック売上高は全体で2%増となりました。
これはどうなんですかね?2022年同期と比較してみると、成長の鈍化が顕著です。販売量は3%減少しましたが、値上げ分で9%もカバーしていました。為替で6%もマイナス要因となっていました。

オーガニック売上高は7%増でしたから、やはり今年は厳しい結果だったんだと分かります。
上のグラフでも、下のグラフでも良いですが、7-9月期としての減収はFY2016以来のことです。やっとFY2015水準に戻ったのに、この辺りに見えない天井でもあるのでしょうか?

FY2016~FY2019は非常に苦戦した期間でした。というのも、当時の米国内の経済状況がどうだったかは覚えていませんが、安価なプライベート・ブランドが出てきて、消費者がそちらに流れたと聞いています。
現在は落ち着きを見せているもののインフレは続いており、低所得者層を中心に安価な代替品を求めるようになっているほか、中国での経済の減速、中東での不買運動なども影響があるようです。
前回の業績低迷からは、ブランドの整理や構造改革によって業績を回復させてきたという経緯があるので、今回も何とか乗り切ってもらいたいし、そうできると思うのですが、、。どうでしょうか。
最後にキャッシュフローを見ておきます。

営業CF 43.02億ドル(前年同期比12.3%減)
投資支出 9.93億ドル(同7.4%増)
FCF 33.09億ドル(同16.8%減)
営業CFマージン 19.8%(前年同期22.4%)
営業CFが減ったことで、営業CFマージンは19.8%となりましたが、これが1Qとして20%を下回ったのはFY2017のことです。
7-9月期で配当支払は24.45億ドル(前年同期比6.8%増)となり、配当性向は73.9%(前年同期57.6%)となりました。
なかなか厳しい結果ではありますが、P&GとしてはFY2025通期の見通しに変更をしていません。従来予想を維持しました。引き続き、状況を見極めないといけないということでしょう。
株主にとってもじれったい時期を迎えたかもしれませんね。
楽しい投資生活を。

日用品大手のプロクター&ギャンブル(PG)がFY2025-1Q決算を発表しました。結果は悪かったです。
売上高 217.37億ドル(前年同期比0.6%減)
営業利益 57.97億ドル(同0.5%増)
純利益 39.59億ドル(同12.4%減)
希薄化後一株利益 1.61ドル(同12.0%減)
コア一株利益 1.93ドル(同5.5%増)

売上高の市場予想は219億ドルでしたので、予想を下回り、かつ四半期として2期連続で減収となりました。
一方、コア一株利益の市場予想は1.90ドルでしたので、こちらは予想を上回りました。ただし希薄化後一株利益はノンコアの構造改革費用を計上したことで、前年同期比12%減少しました。
売上高を細かく見ていくと、セグメント毎に販売量はまちまちで、全体としてはフラットでした。価格引き上げは全体で1%増に留まり、純売上高は1%減となりました。

ただ為替の影響も鑑みると、オーガニック売上高は全体で2%増となりました。
これはどうなんですかね?2022年同期と比較してみると、成長の鈍化が顕著です。販売量は3%減少しましたが、値上げ分で9%もカバーしていました。為替で6%もマイナス要因となっていました。

オーガニック売上高は7%増でしたから、やはり今年は厳しい結果だったんだと分かります。
上のグラフでも、下のグラフでも良いですが、7-9月期としての減収はFY2016以来のことです。やっとFY2015水準に戻ったのに、この辺りに見えない天井でもあるのでしょうか?

FY2016~FY2019は非常に苦戦した期間でした。というのも、当時の米国内の経済状況がどうだったかは覚えていませんが、安価なプライベート・ブランドが出てきて、消費者がそちらに流れたと聞いています。
現在は落ち着きを見せているもののインフレは続いており、低所得者層を中心に安価な代替品を求めるようになっているほか、中国での経済の減速、中東での不買運動なども影響があるようです。
前回の業績低迷からは、ブランドの整理や構造改革によって業績を回復させてきたという経緯があるので、今回も何とか乗り切ってもらいたいし、そうできると思うのですが、、。どうでしょうか。
最後にキャッシュフローを見ておきます。

営業CF 43.02億ドル(前年同期比12.3%減)
投資支出 9.93億ドル(同7.4%増)
FCF 33.09億ドル(同16.8%減)
営業CFマージン 19.8%(前年同期22.4%)
営業CFが減ったことで、営業CFマージンは19.8%となりましたが、これが1Qとして20%を下回ったのはFY2017のことです。
7-9月期で配当支払は24.45億ドル(前年同期比6.8%増)となり、配当性向は73.9%(前年同期57.6%)となりました。
なかなか厳しい結果ではありますが、P&GとしてはFY2025通期の見通しに変更をしていません。従来予想を維持しました。引き続き、状況を見極めないといけないということでしょう。
株主にとってもじれったい時期を迎えたかもしれませんね。
楽しい投資生活を。


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