こんにちは。時短父さんです。
昨日からある本を読み出しました。
それはマーク・リクテンフェルド氏の『日本人が知らない秘密の収入源「年100回配当」投資術』です。

邦題はなんか安っぽい感じがしますが、原題は『Get Rich with Dividends』です。こっちの方がしっくりきます。
さて、読み始めたばかりなので、全てを把握しているわけではないのですが、途中まで読んだところで一つ気になることがありました。
基本的にこの本は、個別の配当株(特に永久増配株)を推しています。そういう前提で、配当株に関する各種指数についても触れていまして、配当貴族や配当チャンピオンズなども解説もされています。
前者はS&P500に含まれていることが条件の一つですが、後者はそうでなくても良いとか、新たな気付きがありました。
そういった話の流れで、「配当貴族が投資先としてすぐれている理由やS&P500をどれだけしのぐ成果を出すかなど、あらゆる種類のパフォーマンスの統計を見るのに、指数は最適」であるものの、指数自体は購入できないです。
この本の執筆時点(おそらく2015年頃)で配当貴族指数に連動するETFはプロシェアーズS&P500配当貴族ETF(NOBL)のみですし、S&P高配当貴族指数に基づくSPDR S&P高配当株式ETF(SDY)がある、としています。
がっ!!!!

マジで、、、。
私、SDYを結構たくさん、長い期間持っているんですけど、、。
同著によれば、
・新しすぎる
・あなたにはセクターのウエイトに関する権限がない
・高配当ETFには長期の実績がない
・多くの場合、こうしたETFより個々の株でもっと高利回りのものが見つかる
という4つの理由を挙げています。
原本の執筆が2015年頃だと考えれば、今の状況とややことなりますが、当時の著者はそのように考えていたようです。
実際に「SDYは2009年配当を下げている」だけでなく、それ以後も数度にわたって減配しています。

それなら個別の配当株を買った方が良かったのでは?と今更ながら思うようになりました。
私も連続増配株の意義とか、有意性は理解していまして、配当貴族に投資したいななんて思っていたわけですが、ETFで買えるならそれもありかと思って、個別株以外でもSDYを持っているわけです。
ただ減配していてはあまり意味がないですね。そういったことを考えると、配当利回り2.23%のSDYを持っているよりも、同3.09%のジョンソン&ジョンソン(JNJ)や同4.33%のシェブロン(CVX)を買っていた方がより多くの配当を受け取れますし、減配を心配する必要はないかもしれません。
ここは検討の余地がありそうですね。
まだこの本は途中なので、最後まで読んでみて、また何か気付きがあればブログにて共有させて頂きます。
楽しい投資生活を。

昨日からある本を読み出しました。
それはマーク・リクテンフェルド氏の『日本人が知らない秘密の収入源「年100回配当」投資術』です。

邦題はなんか安っぽい感じがしますが、原題は『Get Rich with Dividends』です。こっちの方がしっくりきます。
さて、読み始めたばかりなので、全てを把握しているわけではないのですが、途中まで読んだところで一つ気になることがありました。
基本的にこの本は、個別の配当株(特に永久増配株)を推しています。そういう前提で、配当株に関する各種指数についても触れていまして、配当貴族や配当チャンピオンズなども解説もされています。
前者はS&P500に含まれていることが条件の一つですが、後者はそうでなくても良いとか、新たな気付きがありました。
そういった話の流れで、「配当貴族が投資先としてすぐれている理由やS&P500をどれだけしのぐ成果を出すかなど、あらゆる種類のパフォーマンスの統計を見るのに、指数は最適」であるものの、指数自体は購入できないです。
この本の執筆時点(おそらく2015年頃)で配当貴族指数に連動するETFはプロシェアーズS&P500配当貴族ETF(NOBL)のみですし、S&P高配当貴族指数に基づくSPDR S&P高配当株式ETF(SDY)がある、としています。
がっ!!!!
あなたは、このETFのどちらかを購入したいと思うかしれないが、複数の理由で私は購入も所有もおすすすめしない。

マジで、、、。
私、SDYを結構たくさん、長い期間持っているんですけど、、。
同著によれば、
・新しすぎる
・あなたにはセクターのウエイトに関する権限がない
・高配当ETFには長期の実績がない
・多くの場合、こうしたETFより個々の株でもっと高利回りのものが見つかる
という4つの理由を挙げています。
原本の執筆が2015年頃だと考えれば、今の状況とややことなりますが、当時の著者はそのように考えていたようです。
実際に「SDYは2009年配当を下げている」だけでなく、それ以後も数度にわたって減配しています。

それなら個別の配当株を買った方が良かったのでは?と今更ながら思うようになりました。
私も連続増配株の意義とか、有意性は理解していまして、配当貴族に投資したいななんて思っていたわけですが、ETFで買えるならそれもありかと思って、個別株以外でもSDYを持っているわけです。
ただ減配していてはあまり意味がないですね。そういったことを考えると、配当利回り2.23%のSDYを持っているよりも、同3.09%のジョンソン&ジョンソン(JNJ)や同4.33%のシェブロン(CVX)を買っていた方がより多くの配当を受け取れますし、減配を心配する必要はないかもしれません。
ここは検討の余地がありそうですね。
まだこの本は途中なので、最後まで読んでみて、また何か気付きがあればブログにて共有させて頂きます。
楽しい投資生活を。

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