こんにちは。時短父さんです。

Espey Mfg.& Electronics Corp.(ESP)という銘柄をご存知でしょうか?

この銘柄驚くべきことに今年に入って3回目の増配を発表しました。通常は年1回の増配ですよね。それが今年だけで3回目ですよ!

しかも今回の増配率は25.0%です。前回は14.3%、前々回は16.7%となっており、この3回の増配だけで66.7%も配当を増やしたことになります。

いや、本当ですから。

信じられない?

ではプレスリリースを貼っておきます。

これが今回。配当単価を0.25ドルにしますよー、と書いてあります。
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これが前回。日付は6月6日となっていますね。配当単価は0.20ドルで、14%増配だと書いてありますね。
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で、これが前々回の分で、日付は3月11日ですね。配当単価は0.175ドルで、16%増配しますと書いてあります。
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ね。本当でしょ。

こんな1年に3回も増配するなんて、過去の配当実績もさぞ輝かしい増配の歴史を誇っているのでしょう。

と思って、調べてみましたら、、、。


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あれ?

2021年に減配して、2022年はついに無配になっています。

2023年に復配したものの、2024年は2020年の水準に届きそうにないです。四半期配当としては、減配前の0.25ドルに戻せたようですが、、。

なんだ、今年3回目の増配って、元の配当水準に戻っただけなんですね。

TradingViewから業績のところを抜粋してみましたが、減配した2021年は純損失になったようですね。そりゃ、無配にもなるわな。
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ただ翌年以降、業績はV字回復していますね。

5月に発表されたFY2024-3四半期分の累積一株利益は1.56ドルで、前年同期1.13ドルから大きく増加させてはいるようです。

増配発表はそういった業績の裏付けはあるようですね。

株価は年初来で3割上昇していますね。配当利回りは3.3%となっています。割と高めの利回りです。
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さぁ、この銘柄を買いたいか?と聞かれたら、どうでしょう?私は否ですかね。減配や無配は私が最も嫌うところです。一度、そのような経営判断をした銘柄は同じことを繰り返すのでは?という感じがするからです。

私もKHCのような減配実績のある銘柄を持っていますが、少なくとも無配にはしませんでした。そしてその後の配当は維持されています。

それに減配リスクのある銘柄にしてはやや利回りが低すぎる。リスク取るにはもう少し高めの利回りが欲しいところ。株価が高くなっているのは市場が評価しているからなのかもしれませんが、、。

買うにしても、まだ情報が少なすぎますね、、。

今日はESPの増配についてお伝えしました。

楽しい投資生活を。
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