こんにちは。時短父さんです。

9月4日の株式市場にて通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の株価が急落しました。yしかも寄付きからではなく、午後になって一気に落ちました。

株価

下落率は3.3%余りとなっています。

理由は、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が関係者の話として、ベライゾンが同業のフロンティア・コミュニケーションズ(FYBR)を買収する交渉を進めており、来週にも公表される見込みだと伝えたことによります。

FYBR

買収金額までは報道されていませんが、今回の報道によりFYBRの株価が38%急騰しており、同社の時価総額を96億ドルまで押し上げてしまっています。

FYBR

仮に100億ドル規模の買収となった場合ですが、ベライゾンは耐えられるんですかね、、。

ちなみに規模感を比較するためにお伝えしますと、ベライゾンの2023年の営業収入は1339億ドル、営業利益は228億ドルです。

そして一番大事な年間フリーキャッシュフローは187億ドルでした。ただ配当で110億ドル使っていたので、余っているは80億ドルに満たないくらいです。

これだと買収金額に少し足らない感じなので、おそらく社債発行などを通じて借入をする可能性が高いです。そうすると、債務が増えて⇒支払利息が増えて⇒利益を圧迫して⇒配当が~~~となるのかな?

そもそもフロンティアのことを良く知りません。

Yahoo!ファイナンスによると通信及びテクノロジーのプロバイダーだそうです。事業内容は以下の通りです。
【事業内容】規制対象及び規制対象外の音声、データ、及びビデオサービスの両方を消費者及び企業顧客に提供して、通常、サービス分野では現在の音声サービスプロバイダーである。コンシューマ及びビジネス顧客向けに、通信及びテクノロジーサービスのポートフォリオを提供する。これらのサービスは、個別の顧客のニーズに応じて、スタンドアロンまたはバンドルパッケージで提供される。ブロードバンド及びネットワークサービスの包括的な範囲を提供する。すべての市場の消費者及びビジネス顧客に、データベースのボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)及びサービスとしてのユニファイドコミュニケーション(UCaaS)、長距離及びボイスメッセージサービスを含む音声サービスを提供する。「Frontier TV」ブランドで映像サービスを提供する。また、衛星プロバイダーとの各種代理店関係の下、衛星テレビ映像サービスも顧客に提供する。
何を言っているか良く分かりません、、。報道では、ベライゾンは光ファイバー網を強化したいのだそうです。

フロンティアの業績をグラフにまとめてみました。数字はYahoo!ファイナンスから取りました。
FYBR

(゚∇゚ ;)エッ!?

これに加えて有利子負債は112億ドルだそうです、、。

これ、買収しちゃって大丈夫なん、、?

楽しい投資生活を。
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