こんにちは。時短父さんです。
米アッヴィ(ABBV)のForm 10-Qが公表されましたので、決算発表時には分からなかったキャッシュフローについてお伝えしたいと思います。
とその前に、2Q決算を簡単におさらいしておきます。
純収入 144.62億ドル(前年同期比4.3%増)
営業利益 39.98億ドル(同11.4%減)
純利益 13.70億ドル(同32.3%減)
希薄化後一株利益 0.77ドル(同32.5%減)
調整後一株利益 2.65ドル(同8.9%減)
増収減益という結果でした。なので、、キャッシュフローもあまり期待はできないのですが、、ちゃんと現実を見つめないといけないと思いまして、資料を確認することにします。
1-6月の数字です。
営業CF 63.11億ドル(前年同期比40.0%減)
投資支出 4.34億ドル(同22.9%増)
配当支払 55.22億ドル(同4.5%増)
10-Qに書かれていることで、注目すべきはこの3点ですが、ここから分かることといえば、、
FCF 58.77億ドル(同42.1%減)
配当性向 94%(前年同期52%)
営業CFマージン 24%(同40%)
あちゃ~~~感が否めないです。
投資支出は例年と変わらずで良しとして、、営業CFが激減したことに伴い、FCFも42%も減ってしまいました。これはまずい。
1-3月期では営業CFが40億ドルあり、FCFも28億ドルを確保していたので、4-6月期は1-3月期の半分強ほどしかキャッシュを稼げていないことになります。
営業CFの中身を見ると、「買掛金その他負債」が13億ドルのキャッシュアウト(前年同期は11億ドルのキャッシュイン)となっているので、ここが要因として大きいと思います。
FCFが42%も減少したことで、当然に配当性向は急騰しちゃいましたね。ギリギリ100%には届いていませんが、ちとこのままだと今後の増配ペースに影響を与えかねません。
最後にアッヴィの株価を確認しておきましょう。
現在187.52ドルで年初来17%高となっています。ほぼほぼ最高値付近かと。配当利回りは3%台の前半ですね。
市場評価は悪くないと思いますが、配当株投資家としてはキャッシュフローがどうなるかがとても気になるので、「安心させておくれよ」と思ってしまいます。
楽しい投資生活を。
米アッヴィ(ABBV)のForm 10-Qが公表されましたので、決算発表時には分からなかったキャッシュフローについてお伝えしたいと思います。
とその前に、2Q決算を簡単におさらいしておきます。
純収入 144.62億ドル(前年同期比4.3%増)
営業利益 39.98億ドル(同11.4%減)
純利益 13.70億ドル(同32.3%減)
希薄化後一株利益 0.77ドル(同32.5%減)
調整後一株利益 2.65ドル(同8.9%減)
増収減益という結果でした。なので、、キャッシュフローもあまり期待はできないのですが、、ちゃんと現実を見つめないといけないと思いまして、資料を確認することにします。
1-6月の数字です。
営業CF 63.11億ドル(前年同期比40.0%減)
投資支出 4.34億ドル(同22.9%増)
配当支払 55.22億ドル(同4.5%増)
10-Qに書かれていることで、注目すべきはこの3点ですが、ここから分かることといえば、、
FCF 58.77億ドル(同42.1%減)
配当性向 94%(前年同期52%)
営業CFマージン 24%(同40%)
あちゃ~~~感が否めないです。
投資支出は例年と変わらずで良しとして、、営業CFが激減したことに伴い、FCFも42%も減ってしまいました。これはまずい。
1-3月期では営業CFが40億ドルあり、FCFも28億ドルを確保していたので、4-6月期は1-3月期の半分強ほどしかキャッシュを稼げていないことになります。
営業CFの中身を見ると、「買掛金その他負債」が13億ドルのキャッシュアウト(前年同期は11億ドルのキャッシュイン)となっているので、ここが要因として大きいと思います。
FCFが42%も減少したことで、当然に配当性向は急騰しちゃいましたね。ギリギリ100%には届いていませんが、ちとこのままだと今後の増配ペースに影響を与えかねません。
最後にアッヴィの株価を確認しておきましょう。
現在187.52ドルで年初来17%高となっています。ほぼほぼ最高値付近かと。配当利回りは3%台の前半ですね。
市場評価は悪くないと思いますが、配当株投資家としてはキャッシュフローがどうなるかがとても気になるので、「安心させておくれよ」と思ってしまいます。
楽しい投資生活を。
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