こんにちは。時短父さんです。

今日は2銘柄の増配ニュースをお届けします。

一つ目。

金融大手のモルガン・スタンレー(MS)が8月支払の四半期配当について増配を発表しました。

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単価は0.925ドルで、前回より7.5セント(0.075ドル)多く、増配率は8.8%でした。支払日は8月15日、権利確定日は7月31日です。

モルガン・スタンレーの配当推移は以下の通りです。
MS配当推移

過去に何度か減配を実施しています。大きなところではリーマンショックでの81%減配ですね。それにも関わらず、2014年以降は増配が続いており、コロナ禍を経て2021年には四半期配当が2倍にする驚異的な増配も実施しました。

2022年以降では、2022年が10.7%増、2023年が9.7%増、2024年が8.8%増と、逓減しているものの、高い増配率を維持しています。

2つ目は鉄道大手のユニオン・パシフィック(UNP)です。

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こちらは9月30日を支払日、権利確定日を8月30日とする四半期配当を発表しました。

単価は1.34ドルです。前回1.30ドルから4セント(0.04ドル)の増配となりました。増配率は3.1%です。

ユニオン・パシフィックはカレンダーイヤーで見ると、年間配当は毎年増やしていますが、四半期ベースで見ると、増配時期が安定していません。

今回の増配も実は2022年6月分以来の10四半期ぶりです。しかも過去最低水準です(増配する時は10%前後は増配していた)。

【UNP】配当推移


ユニオン・パシフィックのキャッシュフローを見ると、安定しているし、そこまで悪い感じはしないんですけどね、、。

キャッシュフローの大きな成長はないので、増配もペースが遅いのかななんて思ったりもします。

CF推移

それでも、この銘柄を10年間持っていれば、配当は2倍になっていたわけで、決してダメというわけでもないですね。

景気の影響を受け、浮き沈みはありそうな業界ですので、長い目で見てやる必要はありそうです。


楽しい投資生活を。
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