こんにちは。時短父さんです。

たまにはOxfordクラブのメルマガが役に立つかもしれません。

先日送信されてきた無料メルマガにあるエネルギー銘柄の名前が挙がっていました。

それはヘス・ミッドストリーム(HESM)です。

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(Oxfordクラブより)

パイプライン企業とのことで、私はこれまでスルーしていましたが、配当利回りの高さがちょっと気になったので調べてみました。

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企業名にある「ミッドストリーム」というのは、エネルギー企業である「アップストリーム(川上)」と「ダウンストリーム(川下)」の中間にあるという意味ですね。

つまり石油や天然ガスの採掘はせず、石油製品の精製もしないが、採掘されたエネルギーを精製所まで運ぶ中間の仕事をしているということです。

楽天証券での企業概要では以下のように紹介がありました。
一連の中間資産の所有・運営・開発・取得をして、ヘス及び第三者の原油・天然ガス生産者にサービスを提供する。資産は主に、ノースダコタ州のウィリストン盆地エリア(まとめてバッケンと呼ばれる)のバッケン及びスリーフォークス頁岩プレーにある。採集、処理・保管、 ターミナル化・輸出の3つの事業セグメントを運営する。採集事業は、ノースダコタ州の天然ガス、天然ガス液、及び原油採集システムを所有する採集オプコに対する20%の経済的利益から構成される。処理・保管事業は、ティオガガスプラントの20%の経済的利益とメンター保管ターミナルへの利益で構成される。ターミナル化・輸出事業は、ロジスティクスオプコの20%の経済的利益を支配する。
「採集事業」とあるので、少しはアップストリームのようなこともやっているのでしょうか。

気になるのは、配当金です。配当利回りが高いのは良いのですが、それが毎年増えているのか、ここは気になります。

厳密には配当金(Dividend)ではなくて、分配金(Distribution)です。HESMは純粋な株式会社ではなく、LP(Limied Partners)だからです。

HESMのホームページを確認してみると、2017年以降の分配金が全て掲載されています。これをグラフ化しました。
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おぉ!毎年増えてるじゃないか!!!!

2019年~2023年の年間分配金の平均増配率は11.8%となっています。2024年も2月・5月分配金は前年同月比でそれぞれ11.4%増となっており、今年も増配の可能性高いです。

キャッシュフローはどうでしょうか?3

うむ。悪くない。営業CFはまずまず伸びていますし、投資支出は抑制されています。ちゃんとFCFが確保されています。

FCFに対して分配金支払額を見てみると、配当性向は20%前後です。

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毎年増配しているのに、分配金支払額が2020年に減っている理由はよく分かりません。コロナの影響でしょうが、一株当たりの増配との関連は不明です。

いずれにしてもここ数年間は余裕がありそうです。


※読者様からLPはFCFのほぼ100%を分配金として支払うことになっているとのご指摘を受けまして、一部記載を取り消しました。


で、配当利回りが7%以上あるなら、株価は低迷していかる、下落傾向だろうと思いますよね。普通は。

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Σ('◇'*)エェッ!?

直近5年間で+77%です(笑)それで配当利回り6.57%って、、。凄くない?

こりゃ、お宝銘柄かもよ。ちょっと欲しくなってしまいました。どうしよう、、。銘柄入れ替えしちゃおうかな、、。

ここへの投資に対して否定的なご意見あればお願いします。

楽しい投資生活を。
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