こんにちは。時短父さんです。

実に悩ましい問題が勃発しました。

題して「2000円論争」です。

一体何のこと?ですよね。

昨日、小学校の運動会が開催されました。5年ぶりに全学年が一同に会しての開催となり、学校側も、児童側も、そして保護者側も大いに期待をしていました。

我が家は3人の小学生がいまして、上から小5の長女、小3の次女、小1の長男です。3人が揃って同じ校庭で見られるのは今年と来年のみ、という貴重な運動会です。

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(写真はイメージです)

さて、前日だったか、当日の朝だったか分かりませんが、3人のうち誰かが、徒競走で1位を取ったら、「おもちゃを買ってほしい」と言ったそうです(たぶん長男かな)。

私はその話を聞いてはいなかったのですが、妻が同意しまして、それぞれの徒競走で1位を取ったら、2000円分まで好きなモノを買ってあげると約束していました。

子供達のやる気を出すために多少の「飴」は必要かと思い、あとからこの話を聞いた私も納得し、「頑張れよ」と声を掛けたわけです。

ただ一つだけ注文がありまして、、

「仮に1位を取れなかった時に、他の兄妹のことをズルいと言うな。絶対にぐずるな」とだけ釘を刺しました。

長女は同学年では短距離走で市内1位の実力保持者なので、まったく心配しておらず、長男に関しても、走りは得意な方で大丈夫だろうと思っていました。

問題は次女です。

彼女は芸術肌(?)で、バレエダンスやピアノはよくやるのですが、とかく走ることが苦手(というか、走るフォームが成っていない)でして、、こんな約束して大丈夫なんかなという思いがありました。

でも、どうしても欲しいおもちゃがあるんでしょうね。「大丈夫。ぐずらない。頑張るから」と言うので、信じてやりました。


迎えた本番。

徒競走の順番としては、小1(長男)、小3(次女)、小5(長女)の順です。

パンっ!!!

小学校の運動会が初めての長男は、緊張を感じさせずに、スタートから決まり、快走しました。難なく1位を獲得 v( ̄∇ ̄)v

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(写真はイメージです)

続いて、次女です。

こっちが緊張しますね(笑)

パンっ!!!

スタートは良かったものの、腕の振り方が甘く、後半で男子に抜かされてしまい、結果は3位?でした。

あちゃ~~~~ ( ̄▽ ̄;)!!ガーン

最後に長女です。

スタート前に足場を固め(上砂を削り)、、

パンっ!!!

完璧なスタートを切りました。ビデオカメラ越しには、やや重たい足取りに見えましたが、コーナーを先頭で通過し、ダントツ1番でゴールテープを切りましたヾ(´ω`=´ω`)ノ

と、徒競走が終わり、それぞれの学年の表現が終わり、運動会は無事に閉会しました。


さて、、、と。

次女が悔しそうな顔をして、1番に家に帰ってきましたよ。もう半泣きです。

いやいや、そんなにおもちゃが欲しかったんかい!

一方、長男・長女はルンルン♪で帰宅(そりゃ、そうよね)。長男は「いつ買いに行く~?」って言っています。

この場合、親ならどうします?

次女は頑張りました。それは認めます。でも結果が伴わなかった。長男と長女は頑張ったうえに、結果が伴いました。これは文句ありません。

結果だけを見て良いのか、結果は伴わなかったけど、その過程を汲みして、他二人と同等の報いをして良いのか?親としては迷うところです。

妻としては、頑張ったんだから(買ってあげても)良いんじゃない?という考えもあったようです。

いや、それをしては長男・長女の努力と結果は何だったんだ?親が自ら約束を破ることになり、私は反対しました。

あくまで1位を取った場合に買ってあげるという約束でしたから。

まぁ、次女に慰めを言っても聞く耳は持たれません。スタートは良かったのに、「後から抜かされただけだもん」と他児童のせいにする始末。

まぁ、この場を収めるべく、私は一つの提案をしました(私も鬼じゃないんでね)。

「ではこうしよう。午後はスイミングのテストがある。もしこれに合格したら、2000円で好きなものを買ってあげよう。(長男と長女が合格した場合は+500円にするとして)」


妻も納得。次女本人も納得し、ひとまずその場は収まりました。


・・・・・・・


もう結果は分かりますよね(笑)

そう、次女はスイミングのテストに不合格(目標タイムに1秒届かず)でした。ちなみに長男は合格、長女は不合格でした。


もう次女は手が付けられない状態に、、。(; ̄Д ̄)

泣きじゃくり、晩飯も食べずでした。


翌朝(今朝)、早朝から出勤の妻を駅まで送る車中にて、妻から「(次女も)頑張っていたから(買ってあげてほしい)」という言葉がありました。

が、「頑張っていたよ。でも今回は目標を「1位」・「合格」にして、それに届いたか、届いていないかで線を引くべきだと思う」と私。

もし「頑張った」で買ってあげるのなら、最初から目標を「頑張れば」という主観的なものにしてあげれば良かったと思うのです。それなら解釈の余地がありますからね。

「(次女には)次に何か別の目標を設定させて、それをクリアしたら、買ってあげれば良いと思う」と妻には伝えておきました。

駅に到着してしまったので、この会話はここで終わってしまいましたが、妻には届いたでしょうか。


すみません。これが我が家の「2000円論争」でした。子供に何かを達成させようと鼓舞するために皆さんならどうしますか?

今回は兄妹間で結果的に差が付いてしまい、これが次女がぐずった要因だと思います。

有り得る選択肢としては、何かを買ってあげるにしても、兄妹3人で使えたり、楽しめたりするモノや経験にする、ですかね。これなら、「お姉ちゃんズルい」「弟ズルい」ということにはなりませんからね。

あ~~~。育児って~~~(笑)


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