こんにちは。時短父さんです。

マイクロソフト（MSFT）が1－3月期（第3四半期）の決算を発表しました。内容はとても良かったです。

売上高　　618.58億ドル（前年同期比17.0％増）
営業利益　275.81億ドル（同23.4％増）
純利益　　219.39億ドル（同19.9％増）
希薄化後一株利益　2.94ドル（同20.0％増）

売上高の市場予想は608.87億ドル、一株利益の市場予想は2.84ドルでしたので、いずれも結果が上回りました。なんと恐ろしく強い決算内容なのでしょうか、、。

売上高のうちProductは前年同期比9.6％増、Service and otherは同20.1％増でした。後者は全体の72％を占めるほどに成長しました（FY2019-3Q）は49％でした。もうモノを売る会社ではなく、サービスを売る会社に変貌しましたね。

というか、この急速な成長はどこまで続くのでしょうか、、。いつかは終わるのでしょうけど、今のところ衰える兆しが見えないです。



セグメント別では、Productivity and Business Processesの売上高は195.70億ドル（前年同期比11.7％増）、セグメント利益は101.43億ドル（同17.4％増）、利益率は52％でした。

Intelligent Cloudの売上高は267.08億ドル（同21.0％増）、セグメント利益は125.13億ドル（同32.0％増）、利益率は47％でした。

More Personal Computingの売上高は155.80億ドル（同17.5％増）、セグメント利益は49.25億ドル(同16.2％増）、利益率は32％でした。



Productivity and Business ProcessesとIntelligent Cloudはグイグイと来ていますね！

クラウド関連が成長していると言われていますが、確かそうでして、Azure and other cloud servicesの売上高は前年同期比31％増でした。


キャッシュフローも確認しておきましょう。



営業キャッシュフローは319.17億ドル（前年同期比30.6％増）で過去どの四半期よりも最もキャッシュを稼ぎました。


一方で投資支出も大幅に増加しています。今回109.52億ドルの投資支出となっていまして、前年同期比65.8％増です。投資支出が100億ドルを超えたのも初めてですね。


投資が増えても、それ以上に営業キャッシュフローが増えているので、全く問題ないですね！フリーキャッシュフローは209.65億ドル（同17.6％増）でした。


営業キャッシュフローマージンは51.6％でした。



このようなもの凄く良好な決算を受けまして、時間外の株価は5％近く上昇しています。ここ数日間マイクロソフトの株価はやや不調でしたので、これを機にまた伸びて行ってほしいところです。




以上、今日はマイクロソフトの決算発表について速報にてお伝えしました。


楽しい投資生活を。