こんにちは。時短父さんです。
先週はコカ・コーラ(KO)の62年目連続増配に驚いたのですが、あと2銘柄超長期の連続増配株の増配発表がありましたので、今日はそちらをお知らせします。
一つ目は自動車部品メーカーのジェニュイン・パーツ(GPC)です。もう一つが塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズ(SHW)です。
もう先に言っちゃいます。
ジェニュイン・パーツは連続増配68年目、シャーウィン・ウィリアムズは連続増配45年目となりました。なんかもう凄いですね、、。凄すぎて若干引く、、。
こちらはジェニュイン・パーツの決算発表資料の一部で配当宣言についての部分です。
今回ジェニュイン・パーツは5%増配を実施し、従来の年間配当3.80ドル⇒今回4.00ドルとしました。四半期配当は1.00ドルです。支払日は4月1日、権利確定日は3月1日とのこと。
配当推移を確認すると、確かにきれいな増配グラフが出来上がっています。
2000年以降の平均増配率は5.6%ですから、今回の5%増配はまずまずのラインかと思います。
同社のフリーキャッシュフローと配当支払額から配当性向を確認してみました。フリーキャッシュフローは年間の営業キャッシュフローから年間の投資支出を差し引いて算出しました。
ジェニュイン・パーツのフリーキャッシュフローはあまり安定した感じはしていませんが、2016年からのごく一部に限っていえば、これまで配当支払額がフリーキャッシュフローを上回ったことはありません。配当性向は平均50%です。
長期の連続増配をしているだけあって、堅実な経営をされているのだと推察します。
もう一つのシャーウィン・ウィリアムズはというと、
48年目の連続増配なのに、なんと18%増配とのことです。これは凄い!
ただここにこの銘柄に関しては、従来から増配率にかなりのバラつきが見られます。2023年はたった0.8%増でした。
2015-2016年は連続で20%を超えていましたが、逆に2017-2018年は連続で1%台に留まっています。
なんだかハラハラドキドキですね(笑)
2024年は18%増配とのことですが、決算も悪くはなかったようです。年間売上高は前年比4%増、同一株利益は19%増でした。
そしてキャッシュフローがとても良かったです。
フリーキャッシュフローが26億ドル余りとなり、前年比2倍に増加しました。それに伴って配当性向も48%⇒23%まで低下しています。というか、もともとそれほど配当性向が高くないですね。
2023年は0.8%増配だったのも、前年のフリーキャッシュフローが激減したことを反映させたのかもしれません。
そういう意味では累進配当みたなかたちで対応しており、無理は増配はしない方針なのでしょう。
今日は、ジェニュイン・パーツとシャーウィン・ウィリアムズの増配についてお知らせしました。
楽しい投資生活を。
先週はコカ・コーラ(KO)の62年目連続増配に驚いたのですが、あと2銘柄超長期の連続増配株の増配発表がありましたので、今日はそちらをお知らせします。
一つ目は自動車部品メーカーのジェニュイン・パーツ(GPC)です。もう一つが塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズ(SHW)です。
もう先に言っちゃいます。
ジェニュイン・パーツは連続増配68年目、シャーウィン・ウィリアムズは連続増配45年目となりました。なんかもう凄いですね、、。凄すぎて若干引く、、。
こちらはジェニュイン・パーツの決算発表資料の一部で配当宣言についての部分です。
今回ジェニュイン・パーツは5%増配を実施し、従来の年間配当3.80ドル⇒今回4.00ドルとしました。四半期配当は1.00ドルです。支払日は4月1日、権利確定日は3月1日とのこと。
The company has paid a cash dividend every year since going public in 1948, and 2024 marks the 68th consecutive year of increased dividends paid to shareholders.資料のなかでもはっきりと68年目と書かれていますね。1948年からか、、。
配当推移を確認すると、確かにきれいな増配グラフが出来上がっています。
2000年以降の平均増配率は5.6%ですから、今回の5%増配はまずまずのラインかと思います。
同社のフリーキャッシュフローと配当支払額から配当性向を確認してみました。フリーキャッシュフローは年間の営業キャッシュフローから年間の投資支出を差し引いて算出しました。
ジェニュイン・パーツのフリーキャッシュフローはあまり安定した感じはしていませんが、2016年からのごく一部に限っていえば、これまで配当支払額がフリーキャッシュフローを上回ったことはありません。配当性向は平均50%です。
長期の連続増配をしているだけあって、堅実な経営をされているのだと推察します。
もう一つのシャーウィン・ウィリアムズはというと、
48年目の連続増配なのに、なんと18%増配とのことです。これは凄い!
ただここにこの銘柄に関しては、従来から増配率にかなりのバラつきが見られます。2023年はたった0.8%増でした。
2015-2016年は連続で20%を超えていましたが、逆に2017-2018年は連続で1%台に留まっています。
なんだかハラハラドキドキですね(笑)
2024年は18%増配とのことですが、決算も悪くはなかったようです。年間売上高は前年比4%増、同一株利益は19%増でした。
そしてキャッシュフローがとても良かったです。
フリーキャッシュフローが26億ドル余りとなり、前年比2倍に増加しました。それに伴って配当性向も48%⇒23%まで低下しています。というか、もともとそれほど配当性向が高くないですね。
2023年は0.8%増配だったのも、前年のフリーキャッシュフローが激減したことを反映させたのかもしれません。
そういう意味では累進配当みたなかたちで対応しており、無理は増配はしない方針なのでしょう。
今日は、ジェニュイン・パーツとシャーウィン・ウィリアムズの増配についてお知らせしました。
楽しい投資生活を。
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