こんにちは。時短父さんです。

昨日、マクドナルド(MCD)の決算発表についてお伝えしました。資料を読んでいる中で気になったというか、「おっ」と思ったことがあります。

それが期中の平均流通株式数です。厳密に言えば、純利益と希薄化後一株利益と平均流通株式数の関係です。

資料の中ではここ↓にあたります。

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赤枠の中で、右側が2022年の数値、左側が2023年の数値です。

上から、純利益、希薄化一株利益、平均流通株式数(←訳は合ってます?)です。

枠外の右端が増減率ですね。

それを見ると、純利益が37%増、希薄化後一株利益が39%増を示しており、平均流通株式数は1%減となっています。

当然ながら一株利益は純利益を流通株式数で割って算出するので、本来なら純利益と一株利益の増減率は一致します。

ですが、一致していません。

それは分母である株式数が1%減ったからですね。基本的な算数です。

何故株式数が減ったかといえば、それはマクドナルドが自社株買いをしたからです。

私たち株主が株式市場でマクドナルド株を売買しても、流通している株式数は変わりません。が、マクドナルド自身が自社株を買う(または売る)と流通株式数が変わります。

さて、私がここで取り上げたいのは、マクドナルドの自社株についてです。

決算発表資料によると、マクドナルドは2023年だけで30億ドル以上の自社株買いをしました。2022年は39億ドル近くもやっています。

2013年からの実績を遡って調べてみたら、過去11年間で486億ドルにも及びました。

純利益、一株利益、流通株式数、自社株買い金額をグラフにしてみました。

MCD 自社株推移

流通株式数は(グラフ上は分かりにくいですが)一貫して減少しています。この間に28%減少しました。

自社株は毎年決まった額を実行しているわけではなさそうで、だいぶバラツキがありますね。2020〜2021年はコロナ禍真っ只中でしたから、金額は抑えられていますね。

2016年が飛び抜けて多いですね、、。

ただこうやって毎年少しずつでも、自社株買いをして、流通株式数を減らすことで、一株利益を押し上げてくれるのですから、株主想いの企業だと思います。

配当にして支払ってくれても良いのに、という気持ちもありますが、配当は原則決まった額ですし、マクドナルドの場合は増やし続けることを求められるので、それ(大幅な増配)はなかなかできないのだと思います。

いうても、自社株と同じかそれ以上の額を配当として還元していますけどね。

配株投資だとなかなか自社株買いに興味を持たないですが、株価に直結するのは配当よりは自社株買いのアナウンスです。

少しずつ興味を持ってみてもいいかなと思いました。

楽しい投資生活を。
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