こんにちは。時短父さんです。

米たばこ大手のアルトリア・グループ(MO)が10-12月期と通期の決算を発表しました。内容はまちまちでした。

四半期
純収入  59.75億ドル(前年同期比2.2%減)
営業利益 27.96億ドル(同0.8%減)
純利益  20.60億ドル(同23.4%減)
希薄化後一株利益 1.16ドル(同22.7%減)
調整後一株利益  1.18ドル(同変わらず)

とまぁ、報告ベースでは減収減益となっています。なんとか調整後一株利益は横ばいに収めた感じですね。

純収入(税控除後)の市場予想は50.78億ドルに対して、結果は50.24億ドルと、わずかに予想を下回り、調整後一株利益は市場予想1.18ドルと一致しました。

【MO】4Q業績推移

セグメント別では、紙たばこ製品の純収入は52.74億ドルで前年同期比3.3%減、経口たばこ製品は6.74億ドルで同6.6%増でした。

当該四半期でのたばこ出荷量ですが、主力のマールボロは前年同期比6.4%減、全体でも同7.5%減となっています。市場シェアは47.4%→46.8%に低下しました。

経口たばこ製品の出荷量は全体で同2%減、市場シェアは45.9%→40.1%に低下しました。

セグメント別調整後OCIは紙たばこ製品で25.68億ドル、経口たばこ製品で4.08億ドルとなっており、それぞれの利益率は前者が49%、後者は61%となっています。

結果、年間では以下のような業績となりました。

純収入  244.83億ドル(前年同期比2.4%減)
営業利益 115.47億ドル(同3.1%減)
純利益  81.30億ドル(同41.0%増)
希薄化後一株利益 4.57ドル(同43.3%増)
調整後一株利益  4.95ドル(同2.3%増)

年間では減収増益で着地しました。2-3Qにかけて純利益が大幅に増加したことが寄与しました。が、実際のところ、前年の2-3Qが減損で大幅減益だった反動でもあります。

いずれにしても調整後での利益は継続的に伸びているので一安心かと思います。

MO業績

個人的に気になるのは、キャッシュフローがどうだったかですが、アルトリアは決算発表時にキャッシュフロー計算書を公表していません。

しばらくてしからForm-10Kが公表されると思うので、そこで確認することになります。

さて、アルトリア・グループは2024年のガイダンスも発表しています。

調整後一株利益は5.00~5.15ドルの範囲となり、2023年比の成長率は1~4%増とのことです。低成長率ですが、もともと期待されていないので、成長するだけも良しとしています。

また投資支出は1.75~2.25億ドルとのこと。2022年は2億ドルでしたし、2023年1-9月期でも1.4億ドルでしたので、平年と変わらない水準だと思います。

そして、アルトリアは2023年に10億ドルの自社株買い計画を遂行していて、それを完遂したそうです。10-12月期で650万株を買い、年間では2270万株を買い戻したそうです。

で、さらにアルトリアは2024年に新たな自社株買い計画を発表しました。今回も10億ドル規模です。今年末までに実行される予定となっています。

たばこが売れなくなってきている中で、なんとか一株利益を上昇させるには、潤沢な資金を元手に株式を買い戻して流通量を減らすしかないのかもしれません。ま、株主に恩恵があるなら何でもいいですけどね。

決算発表後の株価は4%弱の上昇となりました。現時点での配当利回りは9%超。まだまだ買い向かえる水準だと思いますよ。

MO チャート


楽しい投資生活を。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ