こんにちは。時短父さんです。

昨日、家庭用蓄電池の訪問営業を受けました。

正確にいうと、いきなり来た訪問営業ではなく、前日にショッピングセンターで蓄電池のイベント営業(風船とか配っているやつ)をしていたところで、説明を受け、営業を受け入れた形です。

形はなんにせよ、蓄電池についての説明って詳しく受けたことなかった気がするので、妻と二人で話を聞くことにしたんですよね。

ちなみに訪問営業をしてきたのは、(株)グリムスソーラーという会社でして、一応その親会社・(株)グリムスはプライム市場に上場しているとのこと。

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訪問してきたのは、若い男性でした。イベント営業の時は、比較的年配の感じの良さそうな男性だったのですがね。

早速、我が家の売電額と買電額の報告から始まりました。

蓄電池のメリットは太陽光で発電した電気を貯めておいて、夜間や災害時(停電時)に使用できることなので、現在の電気の使用状況と発電量は必要な情報となりますね。事前に調べておいてと言われていたので、PCに入っているデータを見て報告しました。

ちょっと見づらいかもですが、下が我が家の売電額と買電額(電気料金)です。

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年間の売電額は約19万円、買電額は約6万円です。

営業の方、売電額の多さと買電額の安さに驚いていましたね。節約の努力をされているようだと(笑)まぁ、うちはガスも併用しているので、そういったこともあると思いますけどね。

で、現在売電単価は37円ですと。それで、1年半後くらいには単価が8.5円ほどになってしまうわけで、売電するよりも、蓄電して自宅で消費した方が(高い電気料金で買ってくるよりも)お得になり得るというわけですが、実際はどうなんでしょうか?

我が家の電気料金はそもそも安いので、毎月の電気料金がさらに安くはなるものの、高い買い物をしてまで、導入するメリットがあるか?です。

あとは災害時のバックアップですね。ここをどう捉えるかです。

説明ではもちろんそういったことの話もありました。

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また蓄電池といっても、単機能蓄電システムというのやハイブリッド蓄電システムなんていうのもあったりするようです。

前者は、停電時に特定の部屋のみに電気を通す仕組みで、自宅に設置するパワコンが太陽光発電のものとは別にもう一つ設置する必要があるそうです。ただエアコンなど200Vの家電は使用できないとのこと。

後者はパワコンは一つ(蓄電池用のもの)だけでいいそうです。特定の部屋のみに電気を通すこととエアコン不可は変わりません。

さらに全負荷対応型ハイブリッド蓄電システムというのもあり、これは全ての部屋に電気を通すのだそうです。これはエアコンの使用も可だそうです。

営業の方によると、実際に災害時に全ての部屋で電気を使用したいか?というと、そうでもないのでは?一つの部屋に家族が集まることが多かったとの声を聞いているそうです。なので、全ての部屋に電気を通す必要性もないのでは?とのことでした。

蓄電池の寿命については30年後で大体6割以上の蓄電ができているそうです。電池も使用していると摩耗があって性能は落ちますが、以前よりは当然性能は向上しているとか。

さて気になる蓄電池の価格なのですが、、、メーカーのパンフレットを見て驚きました。

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蓄電容量6.5kWhで412万円、9.6kWhで476万円、16.4kWhで722万円Σ('◇'*)エェッ!?

これは、、想像をはるかに超える高さでした。

ここから東京都の補助金やグリムスの値引き(100万円)などがあって、何とか手が届くかなという金額になるのですが、それがこちらの見積もりです。

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長州産業(CIC)というメーカーの9.6kWhの蓄電池の場合、工事込で320万円。

そこからグリムスの100万円値引きキャンペーンと東京都からほ補助金が最大で165万円引かれて、実質95万円で設置できるとのこと。

メーカー希望小売価格が478万円でしたから、だいぶ安くなるイメージではあります。

が、それでも100万円近くかかります。ちなみに補助金は蓄電池を設置し、申請してから1年弱後に振り込まれるらしいです。なので、支払時は250万円くらいになりますかね。

いや、お金はありますよ。

ですけど、ここまでの金額を出して得られるメリットがあまり大きくないように感じるのです。

少なくとも、ここ一社だけの話だけでは決められませんね。やるならせめてもう一つくらい聞いてからにしようと思います。


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