こんにちは。時短父さんです。

昨日は保有する米国株の決算発表についてお伝えしました。その中に3M(MMM)もありました。

2024年のガイダンスが市場予想を下回ったことで株価が暴落したとお伝えしました。昨夜も続落しました、、。

実は私、決算発表の日(夜)に7株を買い増ししているのです(成行で)。時間前の株価で6%程下げていたので、良い買い物だ~と思って注文したのですが、終値では11%も下がっているじゃないですか。買うタイミング早すぎたかなと反省です、、。


さてその3Mですが、ヘルスケア部門のスピンオフがこの四半期に控えています。

「スピンオフか~」、「へぇ~」では済みません(残念ながら)。

米国株グロガーのゆーたんさんは、「ヘルスケア事業のスピンオフが行われ、配当のリセットを警戒」し、「減配されたら、売りの方向」とのこと、、。

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マジか、、。

確かにスピンオフされたら、配当のリセット(減配)が行われる可能性はあります。

以前にも書きましたが、AT&T(T)がメディア部門をスピンオフした時は、大幅な配当のリセット(減配)がありました。

スピンオフされた方(ワーナーメディア・ディスカバリーなんとか)が一般口座に払い出されたので、そちらは即売ってしまったし、AT&T自体の減配も受け入れられなかったので、売ってしまいました。

ただIBM(IBM)がキンドリルをスピンオフした時は、減配はなかったです。ジョンソン&ジョンソン(JNJ)が消費者部門をスピンオフした時もなかったです。しかも後者は、ケンビューの一般口座への払い出しもなかった。

スピンオフにも減配を伴うもの、そうでないものとあるようです。

だから、3Mもそれに期待したい。という、株主の勝手に良い方向に考える悪い癖が出ています。

今回スピンオフするヘルスケア部門(新会社名はソルベンタム)は、2022年に84億ドルの売上高があり、2023年も82億ドルの売上高がありました。3M全体の25%を占めています。

参考までにジョンソン&ジョンソンの消費者部門の売上高は2022年で16%ほどでした。

もし3Mのスピンオフがなければ、、

【MMM】通期FCFと配当性向推移

2023年のフリーキャッシュフローは改善したので、2024年の配当が減配とか、増配ストップってことはないと思います。

が、スピンオフは進んでいます。しかもこの四半期に行われる。

発表のタイミングとしては、2024年第1四半期(3月)の配当宣言の時ですね。昨年は2月7日でした。この時に、スピンオフに伴う配当のリセットが行われる可能性が非常に高いです。

で、3Mのホームページで見つけたんですが、スピンオフでは3M株1株あたり、80.1%の新会社の株式が付与されるようです。

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ということは、AT&TやIBMの時のような、一般口座への払い出しが行われるとともに、配当リセットの可能性もあるってことですね。

ん~~~。やはりありそうですかね。配当のリセット(減配)が。買い増ししちゃったよ、、。ドキドキしながら2月上旬を迎えることになりそうです。

楽しい投資生活を。
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