こんにちは。時短父さんです。

米加工食品メーカーのクラフト・ハインツ(KHC)は27日、取締役会にて今後3年間(2026年12月26日まで)で30億ドルを上限とする自社株買い計画を承認した、と発表しました。

プレスリリースは以下の通りです。

自社株買い計画(2024-2026)

計画では、投資支出や配当、ネットレバレッジがおおよそ3倍(現在2.9倍)に維持できることなどをしっかり行ったうえで、余った現金にて実行されるものとのことです。

ミゲル・パトリシオCEOは「Our Board authorized a $3 billion share repurchase program over the next three years, allowing us to provide further value to our stockholders while underscoring our commitment to delivering profitable growth and driving strong returns.」と述べています。

株主からしたら、「有難うございます!」ですね。

自社株買いが行われると、市場に流通する株式が減少しますね。それによって、純利益が変わらなければ、一株あたりの利益が増加することなり、それは株価上昇に繋がる可能性があります。

3年で30億ドルとのことですが、単純に30億ドルを使って一括で自社株買いしたとしましょう。

現在の株価は約35ドルです。

KHC株価

30億ドルで35ドルを割ると、、85,714,286株となります。

8千5百万株?!Σヾ( ̄0 ̄;ノ

ヤフーファイナンスによると、クラフト・ハインツの発行済み株式数は約12億26万株とのこと。

つまり自社株買いで減少する株式すると予想される最大株式数(約8千5百万株)は、発行済み株式数の約7.0%にあたります。

単純に考えると、この分だけ一株利益が押し上げられ、株価も上昇する可能性があるということです。

あくまで計画であって、確実に実施されるものではありませんので、過度な期待はしない方が良いでしょう。

にしても、私がクラフト・ハインツの株主になって以来、初めての自社株買い計画の発表じゃないですかね。やっと財務基盤が良くなってきたという証拠なのだと思います。

という嬉しい反面、この資金を増配に向けてくれたら、と思う気持ちもあり、やや複雑です。

配当に向けてしまったら、株主が一回喜んでお終いで、しかもその配当を続けないといけません。しかし自社株買いだと、仮に一回の自社株買いでも一株利益を押し上げることできるので、継続的な恩恵を得られるのだと思います。

今回の自社株買い計画は、クラフト・ハインツの経営陣の自信の表れだと理解したいですね。

楽しい投資生活を。
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欺瞞だらけの自社株買い DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
ウィリアム・ラゾニック
ダイヤモンド社
2015-11-16