こんにちは。時短父さんです。
私が配当株投資をする理由はいくつかあるのですが、その一つに、配当受取りは利益を確定すること、というのがあります。
皆さん、利益確定というと、買った株式を売った時にだけするものだって思っていませんか?
確かにそれがイメージしやすいですもんね。株価100ドルで買ったマイクロソフト(MSFT)の株式を、株価が200ドルになった時に売ったら、(税金考慮せず)100ドルの利益として確定できます。
ただね、私こういった値上がりした銘柄の売買って、とても難しいと思っています。マイクロソフトのような成長株においては、まだ上がるんじゃないか、今売ってしまったら(得られるはずの利益を得られず)損をするのではないか、と思ってしまうわけです。
そんなことを考えていて、株価が下がってしまい、売り時を逃してしまうなんてことはザラにあると思います。まだ買った時よりも株価が高ければ良いですけど、買い値を下回ってしまうことだってありますよね。
こういった銘柄は含み益をずーーーっと抱えておくことになるんだろうなぁって思うわけですよ。いつかは売るのでしょうけど、それは株式投資はもういいか、という時点で結果的に利益が乗っていたというだけのことだと思います。
で、そういう感じで利益確定ができなさそうなので、あまり成長株を持っていません。その代わりに、配当株を持っているのです。
配当を受け取ることで、利益確定するとはどういうことでしょうか?
まず配当は、投資先企業が生み出した利益(の一部)を株主に還元するものですね(たまに赤字でも配当出す場合もありますが)。
通常、企業は利益が出たら、それを保有する自社の事業に再投資して、会社規模をデカくします。そうすると、また売上や利益が増えますね。株価もそれにつられて上がります。
配当はその利益の一部を外部に出してしまうことですから、企業の成長期待と言う意味からは、望ましくない政策です。
ただ投資家からすれば、100ドルで買った株式が将来150ドル、200ドルになるかは、確定していません。その代わり、100ドルで買った株式に対して、毎年5ドルの配当があるとすれば、その5ドルは確実に得られたリターンです。
仮に100ドルで買った株式に対し、現在株価が70ドルになっていたとします。配当がなければ、リターンは-30%ですが、毎年5ドルの配当受け取りを6年間続けていれば、累積配当は30ドルになるので、リターンは0%です。
当然ですけど、現在株価が130ドルになっていて、さらに配当を6年間(30ドル)受け取り続けていれば、リターンは+60%になりますね。
ということで、先の読めない株価に対して、ある程度先が読め、配当が増え続ける傾向にある株式であれば、株価の上昇による利益を狙うだけでなく、配当でのリターンも含めた利益を狙うのが良いのかなも考えられるわけです。
含み損が40%とか50%とかある中で、配当を受け取り続けるのって、結構シンドイですけどね。利益確定をし続けていると認識していれば、それも続けられるのかなと思います。
はい。今日は「配当受取り=利益確定」というお話をしました。少し役に立ったよう方は、下をボタンをポチッとお願いします。
楽しい投資生活を。

私が配当株投資をする理由はいくつかあるのですが、その一つに、配当受取りは利益を確定すること、というのがあります。
皆さん、利益確定というと、買った株式を売った時にだけするものだって思っていませんか?
確かにそれがイメージしやすいですもんね。株価100ドルで買ったマイクロソフト(MSFT)の株式を、株価が200ドルになった時に売ったら、(税金考慮せず)100ドルの利益として確定できます。
ただね、私こういった値上がりした銘柄の売買って、とても難しいと思っています。マイクロソフトのような成長株においては、まだ上がるんじゃないか、今売ってしまったら(得られるはずの利益を得られず)損をするのではないか、と思ってしまうわけです。
そんなことを考えていて、株価が下がってしまい、売り時を逃してしまうなんてことはザラにあると思います。まだ買った時よりも株価が高ければ良いですけど、買い値を下回ってしまうことだってありますよね。
こういった銘柄は含み益をずーーーっと抱えておくことになるんだろうなぁって思うわけですよ。いつかは売るのでしょうけど、それは株式投資はもういいか、という時点で結果的に利益が乗っていたというだけのことだと思います。
で、そういう感じで利益確定ができなさそうなので、あまり成長株を持っていません。その代わりに、配当株を持っているのです。
配当を受け取ることで、利益確定するとはどういうことでしょうか?
まず配当は、投資先企業が生み出した利益(の一部)を株主に還元するものですね(たまに赤字でも配当出す場合もありますが)。
通常、企業は利益が出たら、それを保有する自社の事業に再投資して、会社規模をデカくします。そうすると、また売上や利益が増えますね。株価もそれにつられて上がります。
配当はその利益の一部を外部に出してしまうことですから、企業の成長期待と言う意味からは、望ましくない政策です。
ただ投資家からすれば、100ドルで買った株式が将来150ドル、200ドルになるかは、確定していません。その代わり、100ドルで買った株式に対して、毎年5ドルの配当があるとすれば、その5ドルは確実に得られたリターンです。
仮に100ドルで買った株式に対し、現在株価が70ドルになっていたとします。配当がなければ、リターンは-30%ですが、毎年5ドルの配当受け取りを6年間続けていれば、累積配当は30ドルになるので、リターンは0%です。
当然ですけど、現在株価が130ドルになっていて、さらに配当を6年間(30ドル)受け取り続けていれば、リターンは+60%になりますね。
ということで、先の読めない株価に対して、ある程度先が読め、配当が増え続ける傾向にある株式であれば、株価の上昇による利益を狙うだけでなく、配当でのリターンも含めた利益を狙うのが良いのかなも考えられるわけです。
含み損が40%とか50%とかある中で、配当を受け取り続けるのって、結構シンドイですけどね。利益確定をし続けていると認識していれば、それも続けられるのかなと思います。
はい。今日は「配当受取り=利益確定」というお話をしました。少し役に立ったよう方は、下をボタンをポチッとお願いします。
楽しい投資生活を。

コメント
コメント一覧
そのたとえ間違ってますけど、そんな事もわからないで投資されているんですか?