こんにちは。時短父さんです。
一週間ほど前のことになりますが、航空・防衛大手のロッキード・マーチン(LMT)が四半期配当の増配を発表していました。

プレスリリースによると、第4四半期の一株当たりの四半期配当は3.15ドルで、支払日は12月29日、権利確定日は12月1日です。
またこれによる連続増配が21年目になったと書いてあります。
四半期配当3.15ドルについてですが、従来は3.00ドルでしたので、増配率は5.0%です。

直近5年間は0.20ドル(20セント)ずつ増加していて、増配率も7~10%でした(低下傾向ではあったが)。しかし今年は0.15ドル(15セント)増配に留まっており、増配率の低下に拍車がかかってしまいました。
それもそのはずです。
配当の原資であるキャッシュフロー(CF)が縮小しているからです。
下はロッキード・マーチンの営業CF、投資支出、フリーCFの推移です(2023年は1-6月期のみ)。

概ね増加傾向となっているものの、2022年は営業CFが前年比15%減少、フリーCFは20%減少しました。
また2023年1-6月期は少し深刻で、それぞれ前年通期の35%ほどにしか届いていません。今年通期も前年割れになる可能性が高いです。
さらに、下はフリーCFと配当、配当性向の推移です(2023年は1-6月期のみ)。

フリーCFは減少することもありますが、配当は増え続けているので、2022年は配当性向が上昇しました(2021年は38%→2022年は49%)。今年1-6月期だけでも75%まで来てしまっています。
こういった経緯と見通しのなかでは、将来の負担となる配当を大幅に増やすことは難しいと、経営が考えても不思議ではありません。
とはいえ、21年連続増配を達成するのは、そう簡単なことではなく、基本的は優良株の一つと考えtえいいと思います。ただし今後の増配を保証するものではないですが。
最後に株価を確認しておきましょう。

年初来では9%安となっています。また配当利回りは2.90%で、同社としては比較的高い利回り水準なのかなと思います。
株価は緩やかな下落傾向でしたが、配当が発表された翌営業日(10/9)は株価が大きく反発したようです。
それなりに増配への好感があったということでしょうかね?
楽しい投資生活を。

一週間ほど前のことになりますが、航空・防衛大手のロッキード・マーチン(LMT)が四半期配当の増配を発表していました。

プレスリリースによると、第4四半期の一株当たりの四半期配当は3.15ドルで、支払日は12月29日、権利確定日は12月1日です。
またこれによる連続増配が21年目になったと書いてあります。
四半期配当3.15ドルについてですが、従来は3.00ドルでしたので、増配率は5.0%です。

直近5年間は0.20ドル(20セント)ずつ増加していて、増配率も7~10%でした(低下傾向ではあったが)。しかし今年は0.15ドル(15セント)増配に留まっており、増配率の低下に拍車がかかってしまいました。
それもそのはずです。
配当の原資であるキャッシュフロー(CF)が縮小しているからです。
下はロッキード・マーチンの営業CF、投資支出、フリーCFの推移です(2023年は1-6月期のみ)。

概ね増加傾向となっているものの、2022年は営業CFが前年比15%減少、フリーCFは20%減少しました。
また2023年1-6月期は少し深刻で、それぞれ前年通期の35%ほどにしか届いていません。今年通期も前年割れになる可能性が高いです。
さらに、下はフリーCFと配当、配当性向の推移です(2023年は1-6月期のみ)。

フリーCFは減少することもありますが、配当は増え続けているので、2022年は配当性向が上昇しました(2021年は38%→2022年は49%)。今年1-6月期だけでも75%まで来てしまっています。
こういった経緯と見通しのなかでは、将来の負担となる配当を大幅に増やすことは難しいと、経営が考えても不思議ではありません。
とはいえ、21年連続増配を達成するのは、そう簡単なことではなく、基本的は優良株の一つと考えtえいいと思います。ただし今後の増配を保証するものではないですが。
最後に株価を確認しておきましょう。

年初来では9%安となっています。また配当利回りは2.90%で、同社としては比較的高い利回り水準なのかなと思います。
株価は緩やかな下落傾向でしたが、配当が発表された翌営業日(10/9)は株価が大きく反発したようです。
それなりに増配への好感があったということでしょうかね?
楽しい投資生活を。

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