こんにちは。時短父さんです。
皆さん、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)って、銘柄どう思われます?
WBAはダウ平均採用銘柄ですが、あまり存在感ないですよね。

たぶん時価総額は一番小さそう。。
この株価の動きを見ると、それは確信に変わります(笑)

過去5年間の株価パフォーマンスは69%安で、暴落中。現在の配当利回りは8.56%という超高配当銘柄です。ベライゾン(VZ)よりも高い利回りかと。
WBAが薬局チェーンを展開するホールディング会社という認識くらいしかないのですが、最近のニュースはCEOが突然辞めたってことですかね。
6月には今年の通期利益見通しを下方修正し、米英で450店舗を閉鎖するとまで発表していました。
でもね。WBAって、連続増配株としても結構有名だったと思うんですよ。今のところ47年連続増配となっています。

今年はまだ増配の発表がないので、今後それがどうなるか分かりませんが、一応そういう実績があって、信頼されてる銘柄だと思うのです。
それなのに株価は売られまくっていますよね。薬のネット販売など、外的要因が大きいのでしょうが、これまで同銘柄についてあまり調べたことなかったので、簡単なファンダメンタル分析をしてみようと思います(ホントに簡単に)。

上はFY2017~FY2022の業績推移ですが、これだけ見て思うのことは、利益を稼げていないなってことです。
1327億ドルも売上高があって、たった43億ドルの純利益ですよ(FY2022)。売上高も利益も、中期的にはあまり成長している感じはありませんね。
同じ期間のキャッシュフローを見てみました。

おぉ、、。営業CFが減りまくっていますね。FY2022の営業CFは、FY2017比で46%減少しました。投資支出は抑制されている方だとは思いますが、一定の投資は必要なんですね。
営業CFの減少に伴って、FCFも減っています。FY2022のFCFは、FY2017比で63%減少しています。これはダメですよね。特に配当投資をしようとしているのなら尚更です。

FCFが減っているのなら、配当性向はめちゃ高いのかなと思いましたが、FY2021までは比較的抑えられていたようです。
FY2022は急激に上昇しましたが、それでも80%未満です。満足ではないが、今すぐに危険か?というレベルではないです(限りなく近いけど)。
ただFY2023-3Qまでの累積のキャッシュフローを見ると、営業CFが12.2億ドル、投資支出が16.3億ドルで、FCFは-4.1億ドルとなっていまして、これは看過できませんね。
これが改善されるのか?ここが疑わしいと、投資対象としてはなり得ません。
配当利回り8%超はとても魅力的です。しかしその実態は、それ相応の内容なのだということを理解した上で投資するかを判断した方が良さそうです。
楽しい投資生活を。

皆さん、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)って、銘柄どう思われます?
WBAはダウ平均採用銘柄ですが、あまり存在感ないですよね。

たぶん時価総額は一番小さそう。。
この株価の動きを見ると、それは確信に変わります(笑)

過去5年間の株価パフォーマンスは69%安で、暴落中。現在の配当利回りは8.56%という超高配当銘柄です。ベライゾン(VZ)よりも高い利回りかと。
WBAが薬局チェーンを展開するホールディング会社という認識くらいしかないのですが、最近のニュースはCEOが突然辞めたってことですかね。
6月には今年の通期利益見通しを下方修正し、米英で450店舗を閉鎖するとまで発表していました。
でもね。WBAって、連続増配株としても結構有名だったと思うんですよ。今のところ47年連続増配となっています。

今年はまだ増配の発表がないので、今後それがどうなるか分かりませんが、一応そういう実績があって、信頼されてる銘柄だと思うのです。
それなのに株価は売られまくっていますよね。薬のネット販売など、外的要因が大きいのでしょうが、これまで同銘柄についてあまり調べたことなかったので、簡単なファンダメンタル分析をしてみようと思います(ホントに簡単に)。

上はFY2017~FY2022の業績推移ですが、これだけ見て思うのことは、利益を稼げていないなってことです。
1327億ドルも売上高があって、たった43億ドルの純利益ですよ(FY2022)。売上高も利益も、中期的にはあまり成長している感じはありませんね。
同じ期間のキャッシュフローを見てみました。

おぉ、、。営業CFが減りまくっていますね。FY2022の営業CFは、FY2017比で46%減少しました。投資支出は抑制されている方だとは思いますが、一定の投資は必要なんですね。
営業CFの減少に伴って、FCFも減っています。FY2022のFCFは、FY2017比で63%減少しています。これはダメですよね。特に配当投資をしようとしているのなら尚更です。

FCFが減っているのなら、配当性向はめちゃ高いのかなと思いましたが、FY2021までは比較的抑えられていたようです。
FY2022は急激に上昇しましたが、それでも80%未満です。満足ではないが、今すぐに危険か?というレベルではないです(限りなく近いけど)。
ただFY2023-3Qまでの累積のキャッシュフローを見ると、営業CFが12.2億ドル、投資支出が16.3億ドルで、FCFは-4.1億ドルとなっていまして、これは看過できませんね。
これが改善されるのか?ここが疑わしいと、投資対象としてはなり得ません。
配当利回り8%超はとても魅力的です。しかしその実態は、それ相応の内容なのだということを理解した上で投資するかを判断した方が良さそうです。
楽しい投資生活を。

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