こんにちは。時短父さんです。


保有する米国株の1-3月期の決算が出揃い、10Kも公表されました。

なので、ここで各銘柄の1-3月のフリーキャッシュフロー(FCF)の増減を確認したいと思います。それぞれの銘柄決算発表の時には見ていましたが、改めて他の保有株との比較をするとどう見えるでしょうか?

保有する個別株(米国株)は全部で12銘柄です。2022年1-3月期と2023年1-3月期のFCF(百万ドル)、増減率は以下の通りとなりました。

FY23 1-3月期増減1

FCFが前年同期比で増加したのは5銘柄(MCD/MMM/PG/VZ/XOM)に留まり、減少したのは7銘柄(ABBV/JNJ/KHC/KO/MO/MSFT/PM)となりました。

KOは2年連続で減少するとともに、FCFの赤字幅が拡大。PMは前年同期には8.9億ドルの黒字(キャッシュイン)でしたが、今期は12.3億ドルの赤字(キャッシュアウト)となりました。

増加率が最も高かったのはVZの133.1%で、前年同期比で2倍以上に増加しました。これにより配当性向も低下しました。といっても、それでも100%超えなのですが。。

安定感を見せているはPGとMCDでしょうか。

PGはFCFが25%増加しただけでなく、配当性向が86%→71%に低下しました。またMCDもFCFが10%増加し、配当性向が59%→58%にわずかですが低下しました。

またXOMもFCFが5%増加させており、配当性向が34%→32%に低下しています。

MMMはFCFが増加したものの、配当性向は93%と高い水準となっており、一般に75%程度を超えると危険水域と言われるなかでは、配当の維持に疑問符が付く内容となっています。


それにしても、MSFTのFCFはもの凄くデカいですね。。11%も減少しているのに、棒グラフにすると、それが一際目立ちます。。

FY23 1-3月期増減

MSFTのFCFは、投資支出が増加したことで、11%減少していますが、配当性向は28%ですので、まだ余裕のある水準です。

個人的に心配、というか気になるのはPMのFCFの大幅な減少ですね。営業CFの時点でマイナスとなっているので、これが4-6月期以降に続かないか注目しておきたいと思います。

何故ここまでFCFや配当性向を気にするのかというと、これは一重に配当重視の投資をしているからです。

配当は企業が稼ぐキャッシュを原資にして、株主に支払われます。なので、その企業がしっかりとキャッシュを稼ぎ、投資をコントロールできているか、手元にキャッシュを残せているか、配当がそのなかで賄われているかを確認するのは非常に重要なのです。

FCFが減少し続けていたり、理由もなく極端に高い配当性向だったりする場合には、手放すことも視野にいれなければなりません。逆に配当性向が適度に低く、FCFが伸びる要素がある場合には、新規に投資を検討することになります。

とはいえ、1-3月の増減(変化)は一つのチェック項目に過ぎません。4-6月期以降、通年ではどうかなど多角的に検討して行くことが大切だと思います。

配当重視の投資をする際は、是非FCFに注目してみて下さい。


楽しい投資生活を。
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