こんにちは。時短父さんです。
アッヴィ(ABBV)のForm-10Kが先日公表されました。10Kは日本の有価証券報告書みたいなもので、決算の内容がより詳しく記載されているものです。
10Kなんて皆さん見ませんよね?
普通はそれでいいと思います。時間もないし、どこ見て良いかも分かりませんから。
でも、もし配当株投資をしている方なら、10K(もしくは10Q)は見た方が良いです。何故なら、ここには配当株投資にとってかなり重要なキャッシュフローの情報が確実に記載されているからです。
ただそれだけのことです。
もちろん決算発表のリリース時に、P/LやB/Sだけでなく、CFも載せている企業もあります。しかし、一部においては前者では載せておらず、後日10Kや10Qで掲載する企業があるからです。
アッヴィやジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、マクドナルド(MCD)、アルトリア・グループ(MO)が、私の保有銘柄ではそれにあたります(※2/19現在MCDとMOは10K未公表)。
で、アッヴィが10Kが公表しました。

それで、私は配当株投資としてのアッヴィに、これは投資に値すると確信を持ちましたので、ここにその理由を書きたいと思います。
なんとなくもう想像付きますよね?(笑)
アッヴィのキャッシュフロー計算書を見ました。
・営業CF 249.43億ドル(前年比10%増)
・投資支出 6.95億ドル(同12%減)
・配当支払額 100.43億ドル(同8%増)
はい。この3つが確認できれば、分析ができます。
というか、もうこの時点で私はとても驚いているのです。
営業CFが10%増となっていますね。これ、私の保有銘柄(MCDは未確認)のなかで、前年比で営業CFが増加したのはアッヴィとエクソン・モービル(XOM)だけだからです。エクソンは前年比60%増でした。
一方で、プロクター&ギャンブルはFY2023の6ヶ月累計では、前年同期比21.7%減でした。
コカ・コーラ(KO)はFY2022通期で、前年比12.7%減少しましたし、ジョンソン・エンド・ジョンソンでさえ同9.5%減少しました。

他にはフィリップ・モリスは同9.7%減、マイクロソフト(MSFT)はFY2023の6ヶ月累計で22.8%減、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は前年比6.1%減、クラフト・ハインツ(KHC)は同54%減、3M(MMM)は同25%減でした。

公表されていないアルトリアとマクドナルドも、前期までの累計を見る限りでは横ばいか減少の見込みとなっています。
そして、エクソン・モービル(XOM)はエネルギー価格の高騰という特殊要因によってもたらされた好業績がありました。
つまり特殊要因があったエクソンを除くと、保有株のなかではアッヴィの営業CF増加は唯一と言っていいほどなのです。
はい。そして、上記3点(営業CF、投資支出、配当支払額)から算出できる、フリーCF(営業-投資支出)と配当性向(配当支払額÷フリーCF)においても同様です。
アッヴィのフリーCFは242.48億ドルで前年比10%増、配当性向は41%で同1ポイント低下となりました。

確かにエクソン・モービルも凄いんだけど、コロナ禍でフリーCFが2年連続(2019-2020年)でマイナスになったのは、ボラがデカすぎる印象があります。

参考までに、、
ジョンソン・エンド・ジョンソンはフリーCFは13%減少、配当性向は12ポイント上昇しました。

コカ・コーラはフリーCFが15%減少、配当性向は16ポイント上昇しました。

3MのフリーCFは34%減少し、配当性向は29ポイントも上昇しました。

フィリップ・モリスのフリーCFは13.3%減少し、配当性向は13ポイント上昇しました。

他の銘柄も似たようなものです。営業CFの減少に伴って(一方で投資は増えている)フリーCFの減少が頻発しています。
もちろんまだ公表されていないマクドナルドとアルトリアも確認する必要がありますが、おそらく同様でしょう。
ということで、アッヴィの素晴らしいキャッシュフロー創出能力が浮き彫りになったかと思います。ヒュミラの特許切れが心配されていて、通期見通しも芳しくありませんし、株価も低下気味です。
ただし配当の原資となるキャッシュの創出においては、少なくとも今のところは問題なさそうで、むしろとても優秀だと言えると思います。もちろん今後のことは分かりませんし、過去の実績は未来を保証するものではありません。
それらを踏まえても、アッヴィは投資するに値すると、私は確信しています。
楽しい投資生活を。

アッヴィ(ABBV)のForm-10Kが先日公表されました。10Kは日本の有価証券報告書みたいなもので、決算の内容がより詳しく記載されているものです。
10Kなんて皆さん見ませんよね?
普通はそれでいいと思います。時間もないし、どこ見て良いかも分かりませんから。
でも、もし配当株投資をしている方なら、10K(もしくは10Q)は見た方が良いです。何故なら、ここには配当株投資にとってかなり重要なキャッシュフローの情報が確実に記載されているからです。
ただそれだけのことです。
もちろん決算発表のリリース時に、P/LやB/Sだけでなく、CFも載せている企業もあります。しかし、一部においては前者では載せておらず、後日10Kや10Qで掲載する企業があるからです。
アッヴィやジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、マクドナルド(MCD)、アルトリア・グループ(MO)が、私の保有銘柄ではそれにあたります(※2/19現在MCDとMOは10K未公表)。
で、アッヴィが10Kが公表しました。

それで、私は配当株投資としてのアッヴィに、これは投資に値すると確信を持ちましたので、ここにその理由を書きたいと思います。
なんとなくもう想像付きますよね?(笑)
アッヴィのキャッシュフロー計算書を見ました。
・営業CF 249.43億ドル(前年比10%増)
・投資支出 6.95億ドル(同12%減)
・配当支払額 100.43億ドル(同8%増)
はい。この3つが確認できれば、分析ができます。
というか、もうこの時点で私はとても驚いているのです。
営業CFが10%増となっていますね。これ、私の保有銘柄(MCDは未確認)のなかで、前年比で営業CFが増加したのはアッヴィとエクソン・モービル(XOM)だけだからです。エクソンは前年比60%増でした。
一方で、プロクター&ギャンブルはFY2023の6ヶ月累計では、前年同期比21.7%減でした。
コカ・コーラ(KO)はFY2022通期で、前年比12.7%減少しましたし、ジョンソン・エンド・ジョンソンでさえ同9.5%減少しました。

他にはフィリップ・モリスは同9.7%減、マイクロソフト(MSFT)はFY2023の6ヶ月累計で22.8%減、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は前年比6.1%減、クラフト・ハインツ(KHC)は同54%減、3M(MMM)は同25%減でした。

公表されていないアルトリアとマクドナルドも、前期までの累計を見る限りでは横ばいか減少の見込みとなっています。
そして、エクソン・モービル(XOM)はエネルギー価格の高騰という特殊要因によってもたらされた好業績がありました。
つまり特殊要因があったエクソンを除くと、保有株のなかではアッヴィの営業CF増加は唯一と言っていいほどなのです。
はい。そして、上記3点(営業CF、投資支出、配当支払額)から算出できる、フリーCF(営業-投資支出)と配当性向(配当支払額÷フリーCF)においても同様です。
アッヴィのフリーCFは242.48億ドルで前年比10%増、配当性向は41%で同1ポイント低下となりました。

確かにエクソン・モービルも凄いんだけど、コロナ禍でフリーCFが2年連続(2019-2020年)でマイナスになったのは、ボラがデカすぎる印象があります。

参考までに、、
ジョンソン・エンド・ジョンソンはフリーCFは13%減少、配当性向は12ポイント上昇しました。

コカ・コーラはフリーCFが15%減少、配当性向は16ポイント上昇しました。

3MのフリーCFは34%減少し、配当性向は29ポイントも上昇しました。

フィリップ・モリスのフリーCFは13.3%減少し、配当性向は13ポイント上昇しました。

他の銘柄も似たようなものです。営業CFの減少に伴って(一方で投資は増えている)フリーCFの減少が頻発しています。
もちろんまだ公表されていないマクドナルドとアルトリアも確認する必要がありますが、おそらく同様でしょう。
ということで、アッヴィの素晴らしいキャッシュフロー創出能力が浮き彫りになったかと思います。ヒュミラの特許切れが心配されていて、通期見通しも芳しくありませんし、株価も低下気味です。
ただし配当の原資となるキャッシュの創出においては、少なくとも今のところは問題なさそうで、むしろとても優秀だと言えると思います。もちろん今後のことは分かりませんし、過去の実績は未来を保証するものではありません。
それらを踏まえても、アッヴィは投資するに値すると、私は確信しています。
楽しい投資生活を。



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