こんにちは。時短父さんです。
米クラフト・ハインツ(KHC)が10-12月期の決算を発表しました。四半期決算としてはまずまず良好だったのですが、キャッシュフローが撃沈しました。そして、期待していた増配もありませんでした。
四半期
売上高 73.81億ドル(前年同期比10.0%増)
営業利益 12.26億ドル(前年同期0.20億ドル損失)
純利益 8.90億ドル(同2.57億ドル損失)
希薄化後一株利益 0.72ドル(同0.21ドル損失)
調整後一株利益 0.85ドル(前年同期比7.6%増)
調整後EBITDA 17.43億ドル(同8.5%増)

売上高、調整後一株利益ともに市場予想を上回りました。
売上高10%増については、22年第4四半期は前年に比べて1週多くあったので、その分売上高増に反映されました。それでもオーガニックベースでは10.4%増となっています。価格転嫁が15.2%分の売上高を押し上げ、出荷量の減少が4.8%押し下げました。
営業利益、純利益、希薄化後一株利益が爆増していますが、これは前年同期は無形固定資産の減損損失を12.9億ドルも計上したことによるものです。10-12月期は減損はありませんでした。
それを考慮しても、調整後一株利益や調整後EBITDAが増加しているので、全体としての業績は上向いているのだと思います。
地域別では、北米の売上高が9.1%増だったのに対し、その他(International)は13.1%増でした。
以下、四半期毎の営業利益と調整後EBITDAの推移を示しています。

ここ3四半期は連続して営業利益が増加しているのが分かります。21年4-6月期以来の水準です。また調整後EBITDAにおいては、2年ぶりの水準となっていますので、稼ぐ力を取り戻しつつあると思います。
通期
売上高 264.85億ドル(前年同期比1.7%増)
営業利益 36.34億ドル(同5.0%増)
純利益 23.63億ドル(同133.5%増)
希薄化後一株利益 1.91ドル(同132.9%増)
調整後一株利益 2.78ドル(同5.1%減)
調整後EBITDA 60.03億ドル(同5.8%減)

通期では売上高は横ばい、純利益と希薄化後一株利益は倍増しました(21年は減損損失があった)。
調整後一株利益とEBITDAはやや減少しました。
インフレやらサプライチェーン問題があった中ではまずまずの結果だと受け止めたいと思います。また通期で減損損失が4.69億ドルに抑えられたのは、良い兆候だと感じます。
ただ心配事が、、、、
キャッシュフローですが、こちらは撃沈しました。

営業CF 24.69億ドル(前年比54.0%減)
投資支出 9.16億ドル(同1.2%増)
フリーCF 15.53億ドル(同65.2%減)
営業CFマージン 9%(前年は21%)
ちょっとヤバいですね。4年前の水準に逆戻りしちゃっています。営業CFの減少は、チーズ事業の取引に伴う減収、仕掛品の増加、投入費用の増加などが要因となっています。
クラフト・ハインツは22年に19.60億ドルの配当を支払っており、フリーCFで割った配当性向は126%になってしまいました。前年は44%でした。

このキャッシュフローを見れば当然だと思いますが、3月の四半期配当での増配はありませんでした。淡い期待が脆くも崩れ去りました、、、
3月配当は0.40ドルのままと発表がありました(残念)。
さて、2023年の見通しですが、以下のように発表されています。

やや成長は鈍化しそうですね。一株利益は横ばいから微減となる見込みです。
もちろん4年前に比べたら、業績も会社の勢いも全然違いますので、ある程度は安心して見ていられます。
ま、しばらく増配なくてもいいですね。安定的に配当をくれればそれで良し。そう思うようにします。
楽しい投資生活を。

米クラフト・ハインツ(KHC)が10-12月期の決算を発表しました。四半期決算としてはまずまず良好だったのですが、キャッシュフローが撃沈しました。そして、期待していた増配もありませんでした。
四半期
売上高 73.81億ドル(前年同期比10.0%増)
営業利益 12.26億ドル(前年同期0.20億ドル損失)
純利益 8.90億ドル(同2.57億ドル損失)
希薄化後一株利益 0.72ドル(同0.21ドル損失)
調整後一株利益 0.85ドル(前年同期比7.6%増)
調整後EBITDA 17.43億ドル(同8.5%増)

売上高、調整後一株利益ともに市場予想を上回りました。
売上高10%増については、22年第4四半期は前年に比べて1週多くあったので、その分売上高増に反映されました。それでもオーガニックベースでは10.4%増となっています。価格転嫁が15.2%分の売上高を押し上げ、出荷量の減少が4.8%押し下げました。
営業利益、純利益、希薄化後一株利益が爆増していますが、これは前年同期は無形固定資産の減損損失を12.9億ドルも計上したことによるものです。10-12月期は減損はありませんでした。
それを考慮しても、調整後一株利益や調整後EBITDAが増加しているので、全体としての業績は上向いているのだと思います。
地域別では、北米の売上高が9.1%増だったのに対し、その他(International)は13.1%増でした。
以下、四半期毎の営業利益と調整後EBITDAの推移を示しています。

ここ3四半期は連続して営業利益が増加しているのが分かります。21年4-6月期以来の水準です。また調整後EBITDAにおいては、2年ぶりの水準となっていますので、稼ぐ力を取り戻しつつあると思います。
通期
売上高 264.85億ドル(前年同期比1.7%増)
営業利益 36.34億ドル(同5.0%増)
純利益 23.63億ドル(同133.5%増)
希薄化後一株利益 1.91ドル(同132.9%増)
調整後一株利益 2.78ドル(同5.1%減)
調整後EBITDA 60.03億ドル(同5.8%減)

通期では売上高は横ばい、純利益と希薄化後一株利益は倍増しました(21年は減損損失があった)。
調整後一株利益とEBITDAはやや減少しました。
インフレやらサプライチェーン問題があった中ではまずまずの結果だと受け止めたいと思います。また通期で減損損失が4.69億ドルに抑えられたのは、良い兆候だと感じます。
ただ心配事が、、、、
キャッシュフローですが、こちらは撃沈しました。

営業CF 24.69億ドル(前年比54.0%減)
投資支出 9.16億ドル(同1.2%増)
フリーCF 15.53億ドル(同65.2%減)
営業CFマージン 9%(前年は21%)
ちょっとヤバいですね。4年前の水準に逆戻りしちゃっています。営業CFの減少は、チーズ事業の取引に伴う減収、仕掛品の増加、投入費用の増加などが要因となっています。
クラフト・ハインツは22年に19.60億ドルの配当を支払っており、フリーCFで割った配当性向は126%になってしまいました。前年は44%でした。

このキャッシュフローを見れば当然だと思いますが、3月の四半期配当での増配はありませんでした。淡い期待が脆くも崩れ去りました、、、
3月配当は0.40ドルのままと発表がありました(残念)。
さて、2023年の見通しですが、以下のように発表されています。

やや成長は鈍化しそうですね。一株利益は横ばいから微減となる見込みです。
もちろん4年前に比べたら、業績も会社の勢いも全然違いますので、ある程度は安心して見ていられます。
ま、しばらく増配なくてもいいですね。安定的に配当をくれればそれで良し。そう思うようにします。
楽しい投資生活を。
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