こんにちは。時短父さんです。


米コカ・コーラ(KO)が22年10-12月期と通期の決算を発表しました。内容はまちまちでした。

2022

プレスリリースの冒頭部分を見る限り、そんなに悪くはない印象ですね。

内容を詳しく確認してみましょう。

売上高 101.25億ドル(前年同期比7.0%増)
営業利益 20.75億ドル(同24.1%増)
純利益 20.31億ドル(同15.9%)←減です。
希薄化後一株利益 0.47ドル(同16.1%
調整後一株利益 0.45ドル(同0%)

売上高の市場予想は99億ドルでしたので、結果が予想を上回りました。また調整後一株利益の市場予想は0.45ドルでしたので、結果は予想と一致しました。

気になるのは営業利益が24%増なのに、純利益と希薄化後一株利益が16%前後も減少している点ですね。

これは前年(2021年)の決算にて、営業利益後にその他利益が10.8億ドルも加算されていたからです。これが剥落したために、22年は純利益ベースでの減益になりました。

【KO】4Q業績推移

上のグラフを見ると、2021年は営業利益よりも、純利益の方が多くなっていますね。だからです。

ユニット・ケース出荷量は全体としては1%増でした。細かく見ると、EMEAでは5%減、中南米では2%増、北米は0%、アジア太平洋は1%減、グローバル・ベンチャーは8%増、ボトリングは1%増でした。

また全体的にドル高の影響(8%のマイナス)を受けているものの、価格転嫁が奏功し、売上高には12%プラスの効果をもたらしました。


続いて通期です。

売上高 430.04億ドル(前年同期比11.3%増)
営業利益 109.09億ドル(同5.8%増)
純利益 95.42億ドル(同2.3%
希薄化後一株利益 2.19ドル(同2.7%
調整後一株利益 2.48ドル(同6.9%増

ここでも純利益と希薄化後一株利益が減少していますが、先ほどの10-12月期の影響を受けたものと思われます。

本業の稼ぎを示す営業利益が増加しているので、まぁ良しとしましょう。でも売上高が11%増なのに、営業利益が5%増とは、ちょっとコストが掛かり過ぎていますかね。

【KO】通期業績推移

ユニット・ケース集荷量は5%増、価格転嫁で11%プラスの寄与、ドル高で7%のマイナスとなりました。オーガニックベースの売上高は16%増でした。

キャッシュフローも確認しておきましょう。

営業CF 110.18億ドル(前年比12.7%減)
投資支出 14.84億ドル(同8.6%増)
フリーCF 95.34億ドル(同15.3%減)
営業CFマージン 25.6%(同7ポイント減)
 
【KO】通期キャッシュフロー推移

営業CFの減少は想定内でしたが、営業CFマージンが急降下しているのが気になりますね。

コカ・コーラは22年の一年間に76.16億ドルの配当を株主に支払っています。フリーCFが95.34億ドルだったので、キャッシュフローベースの配当性向は80%となりました。前年より16ポイントも上昇しています。

KO 通期FCFと配当性向推移


最後に2023年の見通しについてです。コカ・コーラの発表文を貼っておきます。

OUTLOOK2023

オーガニックベースでは売上高が7~8%増、調整後一株利益は4~5%増を予想しています。営業CFは114億ドルで22年より微増、フリーCFは95億ドルとなっており、横ばい予想です。

ん~~~、どうでしょう?見通しはあまりパッとしないですね。

特にキャッシュフローですね。
私がコカ・コーラに期待するのは、株価成長よりも増配ですから、しっかりとキャッシュを稼いでもらいたいと思います。キャッシュフローが伸びないのは配当に影響しそうです。

ちなみに次回4月配当は増配のタイミングですよね。毎年2月中旬に配当宣言がありますので、注視しておきたいと思います。


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