こんにちは。時短父さんです。

日本たばこ産業(JT)が22年の通期決算を発表しました。

売上収益 2兆6578億円(前年比14.3%増)
営業利益 6536億円(同31.0%増)
調整後営業利益 7278億円(同19.2%増)
純利益  4427億円(同30.8%増)
希薄化後一株利益 249.36円(同30.7%増)

JT 業績推移

コロナ禍を乗り越えて2年連続での増収増益となりました。これは嬉しいですね。これはおそらく過去最高の売上収益だったんじゃないでしょうか。

たばこ事業は市場シェアが伸長しており、全ての地域において成長に貢献しました。特に英国はマーケットリーダーとして揺るぎない地位をより強固になりました。

また新興国ではフィリピンが目覚ましい成長を遂げています。トータルシェアは7%から37%に伸長しました。

医薬事業や加工食品事業も増収に貢献しました。

キャッシュフローは以下のようになりました。

JT

営業CFは4837億円(前年比19%減)、投資CFは1018億円(同4%増)、よってFCFは3819億円(同24%減)でした。営業CFマージンは18.2%で、前年の25.8%から急落しました。

JTは22年に配当を2661億円支払っています。FCFに占める比率(配当性向)は70%となり、前年の50%から上昇しました。

FY2023年の見通しは以下のように、減収減益となっています。さすがにFY2022のような爆益はないdすね、、。
FY2023

そして、そして、気になる配当ですが、決算短信には年間188円と記載がありました。

JT IR

つまり22年と同じです。22年は急遽増配が決まり、188円となった経緯があります。利益ベースの配当性向を75%とする経営目標に合わせる形での増配となっていましたね。

23年の一株利益も22年と同水準のため、増配無となりました。

ただ内訳が変更となっていまして、中間配当94円、期末配当が94円で、年間188円です。


JT配当

増配無は仕方ないですかね。会社発表は一応「予想」となっています。

もし業績が上振れれば、さらなる増配もあるかもしれません。逆も然りですが。

ひとまず22年の期末配当の入金を楽しみにしておきましょう。


楽しい投資生活を。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ