こんにちは。時短父さんです。


S&Pグローバル・レーティング(SPGI)は25日、3月の四半期配当を発表しました。

四半期配当は、従来の0.850ドルから0.900ドルへと5セントの増配となりました。増配率にすると、5.6%です。93年からの平均増配率は8.9%です。

SPGI

これによりSPGIの連続増配年数は51年となります。51年です。

てか、SPGIって、あまり聞かない銘柄なのですが、配当王にもなっている凄い企業なんですね。

どんな会社か?

ウィキペディアによると、、
S&Pグローバル・レーティングは、S&P グローバルの一部門であり、金融商品または企業・政府などにつき、その信用状態に関する意見及び投資情報を提供する、世界最大手の格付け機関である。アメリカ合衆国・ニューヨーク市に本部を置き、世界26ヵ国にオフィスを展開している。

とあり、

ヤフーファイナンスによれば、、
S&Pグローバルは米国の金融・ビジネス・教育関連サービス企業。「スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)」のブランド名で信用格付けを行うほか、投資・資産アドバイザー、投資家などに研究・分析ツールを提供。また、「JDパワー・アンド・アソシエイツ」の名前で市場調査を行う。また、教育関連の出版や情報サービスを提供。本社所在地はニューヨーク。

と書いてあります。

あ、スタンダード・アンド・プアーズのことね。S&P500などの、S&Pもきっとこれのことですね(違ったらすんません)。

格付け会社って、配当を50年以上も増やせるほどに儲かるんですね。くらいの印象ですが、実際のとこどうなんでしょう?

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(データは楽天証券より)

直近の業績は上のようになっています。22年は市場予想ですが、売上高が急成長していますね。ただ一株利益は減少する模様です。

キャッシュフローはこんな感じ。
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営業キャッシュフローは増えていますし、投資キャッシュフローはあまり掛かっていませんね。

同社の最新10Kを確認しましたが、21年のフリーキャッシュフローは33.3億ドルもあるんですね。営業キャッシュフローの35.9億ドルに対して33.3億ドルは素晴らしいです。

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そんなSPGIの株価ですが、以下のようになっています。

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ここ最近は調整局面のようですが、長期では成長していますね。

あれ?ちょっと待って!

S&P500とそっくりじゃない!? (つд⊂)ゴシゴシ

これならS&P500を買えばいっか、ってなりますかね(笑)

配当利回りもS&P500の方が高そうですし。

なんか不思議な銘柄ですね。S&P500の構成銘柄の入れ替えをしている企業グループ(のはず)なのに、S&P500の構成銘柄ではないけれど、その株価はS&P500にそっくりという。

もしご興味ありましたら、今回の配当権利落ち日は2月23日で、支払日は3月10日となっています。


楽しい投資生活を。
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堀越陽介
ぱる出版
2022-06-14