こんにちは。時短父さんです。

AT&T(T)が決算を発表しましたね。

保有株ではないので、そこまで気にする必要ないのですが、かつて保有していたこともあり、そしてライバルのベライゾンを持っていることもあり、その比較もしたくて、決算を見てしまいます、、。


今回は見ない方が良かったです、、(笑)

AT&Tの売上高は市場予想の313億ドルに対して、313億ドルと一致。調整後一株利益は予想0.57ドルに対して、結果が0.61ドルでした。

調整前の一株利益は、のれんの減損損失など構造改革費用で267億ドルを計上したことで、3.20ドルの損失となっています。これはヤバいけど、キャッシュは出ていないので、傷は浅いのかと思います。

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キャッシュは出ていない。そう、キャッシュフローも堅調でした。

年間での営業CFは358億ドル(前年同期比3.7%減)でした。投資支出が196億ドルと26%増加したことで、フリーCFは減少しましたが、同時にスピンオフと減配に伴う配当支払額の減少により、配当性向は60.9%となりました。前年は69.7%でした。

AT&T配当とFCF推移
※2021年はスピンオフに伴う変更を反映済み。2020年以前はスピンオフ前の実績。

AT&Tの決算を見る理由が、保有銘柄であるベライゾンとの比較なんですけど、今回際立ったのが、契約数の増加です。

AT&Tの月額払いの携帯電話サービス新規加入者は65万6000人で、ファクトセットがまとめた予想の64万4800人を上回りました。光ファイバーの高速ネット通信サービス新規加入者は28万人でした。

一方で、ベライゾンの月額払いの携帯電話サービス新規加入は21万7000人に留まりました。3倍も違うんかい!

ベライゾンの定額料金サービスの顧客は、より手頃な5G通信プランを提供しているAT&TやTモバイルUSに流出している模様です。

比較的好調な決算を出したAT&Tの株価は急騰しました。

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く、悔しい、、。(TДT)

スピンオフと減配に耐えられずに売却してしまった私。私みたいな方、いるんじゃないですかね?

逆に売らずに持っていた方、おめでとうございます。


ベライゾン、早く回復してくれ!

楽しい投資生活を。

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