こんにちは。時短父さんです。

3Mの決算発表に続き、ジョンソン・エンド・ジョンソンとベライゾン・コミュニケーションズの決算発表についてもお伝えします。

JNJ
10-12月期

売上高 237.06億ドル(前年同期比4.4%減)
純利益 35.20億ドル(同25.7%減)
調整後一株利益 2.35ドル(同10.3%増)

売上高の市場予想は239.01億ドル、一株利益の市場予想は2.24ドルでした。

【JNJ】4Q業績推移

部門別売上高では、Cosumerが3.0%増、Pharmaceuticalが7.9%減、MedTechが1.2%減でした。

スピンオフを予定しているConsumer部門が堅調なのは良いことなのか、ちょっとよく分かりません。

他の部門も報告ベースでは減収ですが、オーガニックセールスでは増収となっています。

2022年通期

通期の業績は以下の通りです。

売上高 949.43億ドル(前年同期比1.2%増)
純利益  179.41億ドル(同14.1%減)
調整後一株利益 10.15ドル(同3.6%増)

【JNJ】通期業績推移

やはり手堅くまとめてきましたな。

2023年ガイダンス

ガイダンスは以下のようになっています。増収増益予想ですが、成長は減速しそうですね。

FUL YEAR GUIDANCE 2023

ベライゾン・コミュニケーションズも見ておきましょう。

VZ
10-12月期


売上高 352.51億ドル(前年同期比3.5%増)(*´Д`*)
営業利益 72.25億ドル(同5.0%減)
純利益 66.98億ドル(同41.4%増)(゚∇゚ ;)エッ!?
希薄化後一株利益 1.56ドル(同40.5%増)
調整後一株利益 1.19ドル(同9.2%減)

売上高市場予想は351.43億ドル、一株利益の市場予想は1.19ドルでした。

4Q業績推移

特別利益がありましたので、調整後では減益となっています。

が、まずまず合格な内容かと思います。

特に顧客が増えたようです。この四半期で後払い契約の携帯電話契約が21.7万の純増となり、過去7年間の四半期で一番の内容でした。

またインターネット契約も41万人増加し、直近10年間で最高のパフォーマンスだったようです。

2022年通期
売上高 1368.35億ドル(前年同期比2.4%増)
営業利益 304.67億ドル(同6.1%減)
純利益 217.48億ドル(同3.8%減)
希薄化後一株利益 5.06ドル(同4.9%減)
調整後一株利益 5.18ドル(同3.9%減)

【VZ】業績推移

通期キャッシュフローは以下の通りです。

営業CF 371.41億ドル(前年同期比6.1%減)
投資支出 230.87億ドル(同13.8%増)
フリーCF 140.54億ドル(同27.0%減)
営業CFマージン 27.1%(前年同期29.6%)
配当支払額 108.06億ドル
配当性向 76.9%(前年同期54.3%)

【VZ】FCFと配当推移

2023年ガイダンス

今年のガイダンスでは、調整後一株利益は4.55〜4.85ドルとなっているので、22年比では減益となります。

2023guidance

ただ投資支出は182〜192億ドルに抑制されるようで、キャッシュフローは改善される可能性がありますね。

決算発表を受けて、JNJの株価はほとんど変わらず、VZの株価は2%高となりました。

私としては一安心な決算内容でした。皆さんはどう感じましたか?

楽しい投資生活を。
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