こんにちは。時短父さんです。


今、一冊の本を読んでいます。


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『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス著、ダイヤモンド社)という本です。

数日前に本屋にふらっと寄ったら、これを見つけて、買ってしまいました。衝動買いという、マネリテが低い行動を取ってしまいました(笑)

この本、皆さんご存知ですか?

簡単に言うと、死ぬ時に多くの資産やお金を持っていても、あまり意味がないので、使い切ってから死にましょう、と書いてあります。

いや、ちょっと誤解があるな、、。死に焦点を当ててはいないです。

むしろ、生きている間に、自分の持っている資産やお金を可能な限り、タイミング良く経験に変える(経験を買う)ように勧めています。そう、経験に投資した方が良いと説いています。

そして、そこから得られる「記憶の配当」を受け取ることで、豊かな人生を送れるだろうと、、。

「記憶の配当」ですって。


私は米国株に投資をしてきて、資産を増やすこと、配当金を増やすことに注力してきました。ここで言う資産とは、金融資産のことですし、保有株数のことでもあり、極端にいえば数字の大きさです。

配当金は実際のお金で、毎月の受け取り配当が増えれば増えるほど良いだろうと思っていました。

それが無いよりはあった方が良い(程度の問題だと思うが)。きっとそうだと思う。

でも、それだけではちょっとつまらない人生に成り下がってしまうような気がしてきました。

やはり一度きりの人生です。死ぬ時に、自分の人生を振り返って「たくさん資産と配当を増やしてきたな~」と思うか、「たくさんのことに挑戦し、いろいろと経験してきたな~」と思う方が良くないですか?

いろいろな考えがあっていいと思います。資産を増やすという挑戦も興味深いです。

でも私の場合、家族がいます。妻がいて、3人の子供がいます。一緒に暮らせている今があります。10年後20年後の生活が楽になるように、貯蓄や株式投資をするのも必要ですが、今は今しかないです。

この家族で経験できる時間を、できるだけ充実させることも必要なのではないかと思います。そのためにはお金が必要な場合もあります。そういったところに使って行くことも大事なんだなんと考えるようになりました。

それは(まだ読み始めたばかりですが)、この本から得られたもの、考え方です。

昨日、米軍横田基地(東京)にて3年ぶりにロードレース大会が開催され、家族でそれに参加してきました。

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私はファミリー部門で、わずか2㌔の距離のを5歳の息子と走りました。妻も次女と走りました。長女はキッズ部門を一人で走りました。

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昨年秋頃に私が勝手にエントリーをしていしまい、妻たちは若干戸惑ったかもしれません。が、一応これに向けて、準備を整えてくれましたし、一緒に練習をしてくれました。

そして見事、全員完走!

一つの挑戦を無事に終えることができました。

これはきっと後に振り返って、私たちに「記憶の配当」をもたらしてくれるのだろうと思います。投資した金額と時間は、しっかりと私たちの「資産」になってくれるでしょう。


今後はもう株式投資はしません!とか言うつもりはありません。これはこれで続けます。

でも株式投資だけのために、お金は使わないうようにします。しっかりとタイミングを見ながら、「記憶の配当」をもたらしてくれそうなイベントや経験にもお金を使っていきたい。そう思います。


もし、まだこの『DIE WITH ZERO』を読んだことがなければ、一読をお勧めします。


楽しい投資生活を。
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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
ビル・パーキンス
ダイヤモンド社
2020-09-30