こんにちは。時短父さんです。

クリスマス休暇明けの米国株は軟調ですね。例年なら12月は、年末ラリーで株式相場は好調なはずなのに、今年はまったくダメダメです。

現時点でS&P500は月間で7.28%安となっており、1985年以降で2番目に悪い数字です。最も下落率が高かったのは2018年12月の9.18%安でした。

理由は色々あるんでしょう。長期金利、インフレ、そして業績見通し、、。

それらを反映してか、クリスマスシーズン(12/21~12/27)に発表されたアナリストによる投資判断も、「引き上げ」より「引下げ」の方が多かったです。

発表された引き上げは8銘柄でした。

UP 20221221-23
(※S&P500構成銘柄は黄色に塗りつぶし)

S&P500構成銘柄では、ZIONとCMAの目標株価が引き上げられ、判断も「中立」⇒「買い」になりました。

一方で引下げは29銘柄でした。

DOWN 20221221-27
(※S&P500構成銘柄は黄色に塗りつぶし)

S&P500構成銘柄は4つ含まれており、大型株ではTGTやSBUXが入っています。この2銘柄はいずれも「買い」⇒「ホールド」に変更されています。


TGTの過去のアナリスト判断を見てみると、12月に入ってからの「引下げ」が目立っています。

TGT

目標株価の平均は139.7ドル(現在145.8ドル)となっています。年間配当は4.32ドルで、目標株価(平均)での配当利回りは3.09%です。


SBUXはというと、こちらも秋までは「維持」でしたが、12月に入って立て続けに「買い」⇒「ホールド」に引下げられています。

SBUX

SBUXの目標株価の平均は98ドルです(現在98.6ドル)。年間配当2.12ドルで、目標株価(平均)での配当利回りは2.16%です。


これまでは、あくまでアナリスト予想です。アナリストも予想を外しますので、個別銘柄の内容について参考程度に受け取って下さい。

ただ引き上げより引下げされた銘柄が多いということは、やはり全体としては、今後の株価見通しがあまり明るくないという見方ができると思いますので、ここは受け入れても良いのかなと思います。

株価が下がって嬉しい人はそんなにいないと思いますが、それでも配当株投資をしていれば、株価の下落は歓迎できる時もありますので、株価下落を受け入れられやすいと思いますね。私はそんな投資を心掛けたいです。


楽しい投資生活を。
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2021-11-26