こんにちは。時短父さんです。
世界的なたばこ企業であるフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)のオランダにある子会社(PMHH)は28日、スウェーデンの無煙たばこ企業であるスウェデッシュ・マッチの株式の93.11%の取得が完了したと発表しました。
株式の取得がだいぶ進みましたね。
5月に買収発表をして以来、徐々にスウェデッシュ・マッチの株式を市場にて買い付けてきており、前回発表時点(11月10日)では、85.87%でした。
もともとは11月4日までの期限での買収手続きの予定でしたが、その時点では82.59%でしたので、買付期限を延長して対応していました。
その後も買収に同意するスウェデッシュ・マッチの株主が現れ、株式の取得がスムーズに進み、現時点(11月25日)で14億1598万株(93.11%)を取得したことになります。ほぼほぼ買収手続きは完了したみていいですね。
株式の取得を受けて、フィリップ・モリス・インターナショナルのオルザックCEOは以下のコメントを発表しました。

そもそも「無煙たばこ」とは、文字通り煙の無いたばこなのですが、これはたばこ葉をくるんだポーションを口に含んでニコチンを補給するタイプです。日本ではJTが「ゼロスタイル・スヌース」というのを出しています。

このアメ袋みたいなものを口に入れて噛むらしいです。すると、ニコチンを補給できるとか、、。よく知らんけど。
あ、ちなみに日本向けにもスウェデッシュ・マッチの商品は出ているみたい。(注:決して喫煙を勧めているわけではありません)

無煙たばこは、米国やスウェーデン、ノルウェーなどでは人気なようで、フィリップ・モリスとしても、煙のない社会実現のために、傘下に収めておきたいのでしょう。そしてそれらの地域での市場も魅力的と感じているのだと思います。特に米国。
フィリップ・モリス・インターナショナルは、米国で販売網が無く、元々の親会社であったアルトリア・グループ(MO)と市場をすみ分けていました。
しかし、IQOSの販売を巡って仲が悪くなってしまい、アルトリアは米国でIQOSの販売権を失ってしまいました。ほぼ当時にアルトリアは、JTとの協業(JV)を発表し、米国での加熱式たばこ販売をすることになりました。
一方で、フィリップ・モリス・インターナショナルはIQOSの販売を独占することになり、従来から進めていた非紙巻たばこ製品の高く益な普及を一層推し進めることになりました。スウェデッシュ・マッチの買収もその一環と捉えて良いでしょう。
多額(160億ドル超)の買収費用となっているので、今後のフィリップ・モリスの業績がどうなるか、非常に気になるところです。
楽しい投資生活を。
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世界的なたばこ企業であるフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)のオランダにある子会社(PMHH)は28日、スウェーデンの無煙たばこ企業であるスウェデッシュ・マッチの株式の93.11%の取得が完了したと発表しました。
株式の取得がだいぶ進みましたね。
5月に買収発表をして以来、徐々にスウェデッシュ・マッチの株式を市場にて買い付けてきており、前回発表時点(11月10日)では、85.87%でした。
もともとは11月4日までの期限での買収手続きの予定でしたが、その時点では82.59%でしたので、買付期限を延長して対応していました。
その後も買収に同意するスウェデッシュ・マッチの株主が現れ、株式の取得がスムーズに進み、現時点(11月25日)で14億1598万株(93.11%)を取得したことになります。ほぼほぼ買収手続きは完了したみていいですね。
株式の取得を受けて、フィリップ・モリス・インターナショナルのオルザックCEOは以下のコメントを発表しました。

そもそも「無煙たばこ」とは、文字通り煙の無いたばこなのですが、これはたばこ葉をくるんだポーションを口に含んでニコチンを補給するタイプです。日本ではJTが「ゼロスタイル・スヌース」というのを出しています。

このアメ袋みたいなものを口に入れて噛むらしいです。すると、ニコチンを補給できるとか、、。よく知らんけど。
あ、ちなみに日本向けにもスウェデッシュ・マッチの商品は出ているみたい。(注:決して喫煙を勧めているわけではありません)

無煙たばこは、米国やスウェーデン、ノルウェーなどでは人気なようで、フィリップ・モリスとしても、煙のない社会実現のために、傘下に収めておきたいのでしょう。そしてそれらの地域での市場も魅力的と感じているのだと思います。特に米国。
フィリップ・モリス・インターナショナルは、米国で販売網が無く、元々の親会社であったアルトリア・グループ(MO)と市場をすみ分けていました。
しかし、IQOSの販売を巡って仲が悪くなってしまい、アルトリアは米国でIQOSの販売権を失ってしまいました。ほぼ当時にアルトリアは、JTとの協業(JV)を発表し、米国での加熱式たばこ販売をすることになりました。
一方で、フィリップ・モリス・インターナショナルはIQOSの販売を独占することになり、従来から進めていた非紙巻たばこ製品の高く益な普及を一層推し進めることになりました。スウェデッシュ・マッチの買収もその一環と捉えて良いでしょう。
多額(160億ドル超)の買収費用となっているので、今後のフィリップ・モリスの業績がどうなるか、非常に気になるところです。
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