こんにちは。時短父さんです。
皆さん、『ひふみらいと』という投資信託をご存知ですか?
「ひふみ」と付くので、何となくご想像できるかと思います。
そうです。あの有名な(今も有名なのかな?)『ひふみ投信』を運用するレオス・キャピタルワークス社が運用・販売する投信の一つです。
『ひふみ投信』は主に国内株式に投資します。
『ひふみワールド』は海外株式に投資します。
『ひふみらいと』は主に内外の債権に投資します。
『ひふみらいと』の商品概要をホームページから見ると、その運用の特長として、以下の3点が記載されています。
①資産配分はおまかせ運用
②もっと守って、ちょっとふやす運用に挑戦します
③顔が見える運用
なるほど。リスク資産への投資を初めてやる人向けに、投資へのハードルを下げる狙いが透けて見えます。それ自体は悪いことではないと思います。
ただ債権投資で、資産は守れるのか?増やせているのか?少し疑問に思います。
分配金というインカムゲインを一度も払ったことない『ひふみ』シリーズでは、投資家にとってのリターンは基準価額の上昇によるキャピタルゲインのみです。
そんな中、『ひふみらいと』の基準価額はどうかというと、、、。
現在の基準価額は8,935円。通常、投資信託の最初の基準価額は10,000円ですから、そこから10%以上下落したことになります。
『ひふみらいと』の基準価額が下落している理由は、債券価格の下落があるからです。株価も下がっていますが、その主な理由である長期金利(債権利回り)の上昇(=債権価格の下落)ですね。
現時点では、当ファンドを保有する投資家のほとんどが含み損でしょう。
株式ほどには下落率は大きくないので、ある意味では投資家の資産を守れているのかもしれませんが、これだったら現金で保有していた方が、資産を守れていたと思いますね。あくまで現時点までですが。
それに債権で資産を増やすという考え方は、あまりピンと来ません。もともとが「ちょっとふやす」だから、大きく増やすことは期待していないのでしょうが、それでもね。
『株式投資の未来』を書いたジュレミー・シーゲル氏によれば、株や債券・金などのトータルリターンを比較して、株が最も高い収益を得られることを示しています。
シーゲル氏のデータでは、1802年に株式に投資した1ドルは、2001年に597,487ドルになっていた一方で、長期国債は1,072ドル、短期国債は301ドルに留まっていました。
本当に「ちょっとふやす」だけなら最適な投資先かもしれませんが、私なら買わないな。
あくまで個人的見解です。現時点では資産を守れているかも分からず、将来的にも大して資産が増えないファンドを持つ意味はあるのでしょうか?
楽しい投資生活を。
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皆さん、『ひふみらいと』という投資信託をご存知ですか?
「ひふみ」と付くので、何となくご想像できるかと思います。
そうです。あの有名な(今も有名なのかな?)『ひふみ投信』を運用するレオス・キャピタルワークス社が運用・販売する投信の一つです。
『ひふみ投信』は主に国内株式に投資します。
『ひふみワールド』は海外株式に投資します。
『ひふみらいと』は主に内外の債権に投資します。
『ひふみらいと』の商品概要をホームページから見ると、その運用の特長として、以下の3点が記載されています。
①資産配分はおまかせ運用
②もっと守って、ちょっとふやす運用に挑戦します
③顔が見える運用
なるほど。リスク資産への投資を初めてやる人向けに、投資へのハードルを下げる狙いが透けて見えます。それ自体は悪いことではないと思います。
ただ債権投資で、資産は守れるのか?増やせているのか?少し疑問に思います。
分配金というインカムゲインを一度も払ったことない『ひふみ』シリーズでは、投資家にとってのリターンは基準価額の上昇によるキャピタルゲインのみです。
そんな中、『ひふみらいと』の基準価額はどうかというと、、、。
現在の基準価額は8,935円。通常、投資信託の最初の基準価額は10,000円ですから、そこから10%以上下落したことになります。
『ひふみらいと』の基準価額が下落している理由は、債券価格の下落があるからです。株価も下がっていますが、その主な理由である長期金利(債権利回り)の上昇(=債権価格の下落)ですね。
現時点では、当ファンドを保有する投資家のほとんどが含み損でしょう。
株式ほどには下落率は大きくないので、ある意味では投資家の資産を守れているのかもしれませんが、これだったら現金で保有していた方が、資産を守れていたと思いますね。あくまで現時点までですが。
それに債権で資産を増やすという考え方は、あまりピンと来ません。もともとが「ちょっとふやす」だから、大きく増やすことは期待していないのでしょうが、それでもね。
『株式投資の未来』を書いたジュレミー・シーゲル氏によれば、株や債券・金などのトータルリターンを比較して、株が最も高い収益を得られることを示しています。
シーゲル氏のデータでは、1802年に株式に投資した1ドルは、2001年に597,487ドルになっていた一方で、長期国債は1,072ドル、短期国債は301ドルに留まっていました。
本当に「ちょっとふやす」だけなら最適な投資先かもしれませんが、私なら買わないな。
あくまで個人的見解です。現時点では資産を守れているかも分からず、将来的にも大して資産が増えないファンドを持つ意味はあるのでしょうか?
楽しい投資生活を。
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