こんにちは。時短父さんです。

米たばこメーカーのアルトリア・グループ(MO)は27日、寄付き前に7-9月期の決算を発表しました。内容はまちまちでした。

純収入 65.50億ドル(前年同期比3.5%減)
営業利益 31.12億ドル(同5.5%増)
純利益 2.24億ドル(前年同期は27億ドルの損失)
希薄化後一株利益 0.12ドル(同は1.48ドルの損失)
調整後一株利益 1.28ドル(前年同期比4.9%増)

市場予想は純収入が55.85億ドル、調整後一株利益が1.30ドルでした。一株利益は予想を下回りましたね。

【MO】3Q業績推移

純収入は3Qとしては2年連続で減収となていますが、営業利益はなんとか踏み止まっているようです。利益率が上がっているってことですね。
それと、、、純利益と希薄化後一株利益が少なっ!思いました。前年同期が損失だったからまだ良いのかもしれませんが、何があったかというと、、

アンハイザー・ブッシュ・インペブ(ABI)に関する減損ですね。これだけで1株あたり1.10ドルの損失を計上しています。他にJUUL関連で同0.06ドルの損失です。

にしても、3Qは去年まで3年連続で赤字だったんですね。2015年以降で他の四半期は、2019年4Qを除いて全て黒字なので、3Qだけ異常な気がします。損失を出せる四半期なのかな??

でも、調整後では増益となっているので、まぁ良しとしておきます。


セグメント別では、紙巻たばこは1.6%減収、経口たばこは7.0%増収でした。それでも調整後OCIは前者で1.8%増益、後者で4.9%増益でした。

キャッシュフローはめちゃめちゃ安定しています。

【MO】3Q CF推移

9ヶ月間累積のキャッシュフローですが、
営業CF 56.37億ドル(前年同期比1.8%減)
投資支出 1.47億ドル(同44.1%増)
フリーCF 54.90億ドル(同2.7%減)
営業CFマージン 33.1%(前年同期33.2%)

フリーCF減少しちゃってますけど、まったく影響ない程度です。営業CFがまるっと自由に使えるキャッシュみたいな感じです。

アルトリアはこの9ヶ月間で配当を49.08億ドル払ってきました。フリーCFに占める比率(配当性向)は89.4%となっています。

通期一株利益の見通しですが、こちらは利益幅を縮小させました。従来は4.79~4.93ドルとしていました。これを4.81~4.89ドルと、下限は引き上げ、上限は引下げました。


決算についてはこれくらいにしておきます。最後にもう一つニュースがあります。

決算発表に先立って、アルトリアがJTとの協業を発表しました。

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何についての協業かというと、米国市場における加熱式たばこの販売に関する協業ですね。

来ましたね!先日、アルトリアはフィリップ・モリス・インターナショナルのIQOSの販売権を放棄する(代わりに27億ドルを受け取る)ことで合意しました。

米国内での加熱式たばこの販売ができなくなるのは、それを拡大しようとしているアルトリアとしても厳しいものがありました。そこで目を付けたのがJTだったんですね。

ご存知のとおりJTにはプルーム・テックがあります。これを米国で販売できるようにするってことです。

スキームは、アルトリア傘下のフィリップ・モリス・USとJT傘下のJTインターナショナルが、それぞれ出資し、HorizonというJVを立ち上げるようです。それぞれ最初は15億ドルを出資し、Horizonによる損益分配比率は前者75%、後者25%となっています。

JT側も昨日発表していたようです。
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(一部抜粋)


今後どうなりますかね?

私はPM、MO、JT3社の株主です。仲良くやってほしいです。そして協業は大いに結構。全体でうまく利益を上げて、ちゃんと還元して下さい。そう思うだけですね(笑)


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2021-11-26