こんにちは。時短父さんです。

今日はこの話題を触れない訳にはいきませんね。

26日の米国株は、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのFRBパウエル議長の演説を受けて、急落しました。

ダウ平均株価は1,000ドルを超す下げで、前日比3.03%安、ナスダック総合指数は同3.94%安、S&P500指数は同3.37%安となりました。ダウ平均の下げ幅は今年3番目の大きさとのことです。

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この影響で、私のポートフォリオも大打撃を受けました。前日比-49万円、、。先日給料が入ったばかりですが、それを上回るマイナス。お金返してー(ノ◇≦。) ビェーン!!

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ジャクソンホール会議では、パウエル議長の発言に注目が集まっていました。最近の経済指標でインフレが弱まってきたのでは?と示されたことから、これまでFRB続けてきた利上げペースを緩めるのかどうかが焦点が集まっていましたね。

株式市場はそれを織り込んで、年初からの株安傾向から反転して、株高に向かっている最中でした。

ですが、完全に市場の期待とは逆の発言となってしまいましたね。発言の要旨は以下の通り。

・物価の安定を回復するには、景気抑制的な政策スタンスを一定期間維持することが必要となる可能性が高い

・物価安定の回復にはしばらく時間がかかるほか、需給バランスを改善させるため政策手段を強力に活用することが必要となる

・金利上昇と成長減速、労働市場環境の軟化はインフレを鈍化させるが、家計と企業に痛みをもたらすことにもなる

いや、力強い発言だと思いますね。インフレを何としてでも、目標としている(物価が安定する)2%まで抑え込むため、利上げは続けると。多少、企業や家計に痛みを伴わせても、やり遂げると。

日経では以下のように報じています。
市場では「高い政策金利の水準が、金融市場の想定よりも長く続くとのメッセージだ」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)と受け止められ、市場の一部で浮上していた早期の利下げ転換への期待が後退した。

投資家として見れば、株価にとって逆風になるので、短期的には好ましくないのは分かります。ただ決意表明としては、しっかりしたものだなと感じました。

一晩で資産49万円も減って、ショックはショックなんだけど、なんだろね。不思議と恐くないというか、大丈夫と思ってしまうのは、感覚が少し麻痺しているのかな。それなりに経験を積んできたからかもしれません。

私はFRBがインフレをある程度コントロールできると信じていますし、その後の米国企業の収益が改善されるとも信じています。その先にある株高や増配を見据えて、今できることをしておきたいと思います。


楽しい投資生活を。
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