こんにちは。時短父さんです。

決算発表時には公表されなかった、キャッシュフロー計算書が正式な報告文書「10Q」で公表される銘柄がいくつかあることは、何度かお伝え済みです。先日はフィリップ・モリス(PM)とジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)について書きました。

キャッシュフローを気にする理由は、配当重視の投資をしているからです。配当は現金で支払われるので、キャッシュフローに注目するのは当然です。


保有銘柄ではアッヴィとマクドナルドが残っていたのですが、10Qがやっと公表されました。なので、以下に内容をまとめました。数字は前者が1-6月期分で、後者は4-6月期分です。

アッヴィ(ABBV)
 営業CF   99.1億ドル(前年同期比1.5%増)
 投資支出   3.0億ドル(同20.4%減)
 フリーCF       96.0億ドル(同2.4%増)
 配当支払額  50.3億ドル(同8.7%増)
 配当性向  52%(同3ポイント上昇)

2Q FCF推移

フリーCFが増加したのは素直に良かったし、安心材料です。ただそれ以上に配当支払額が増加しているので、配当性向が上昇しました。とはいえ、52%なら心配するほどのことはないです。


マクドナルド(MCD)
 営業CF   6.1億ドル(前年同期比64.3%減)
 投資支出   4.4億ドル(同9.3%減)
 フリーCF       1.8億ドル(同86.6%減)
 配当支払額  10.2億ドル(同5.6%増)
 配当性向   564%

【MCD】2Q FCFと配当推移

営業CFが64%減、フリーCFが85%減とは、、。これはなかなかの事態でありますね。フリーCFがマイナスに転落しなかっただけ良かったのかもしれませんが。

業績が非常に厳しかったから、ある程度のCF減少は見込んでいました。でも、さすがにここまでとはね。マクドナルド株でなかったら、手放しているかもね。いや、同株でも、この状態が続くようであれば、売却も考えねばですね。

配当株も悩みはありますよ、、。


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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2021-11-26