こんにちは。時短父さんです。

バンガード・S&P500ETF(VOO)の第2四半期分配金が発表されました。

VOO 22-2Q

一株あたりの分配金は1.4321ドルで、前年同期1.3329ドルと比べて、7.4%増配となりました。

支払日は7月5日とのことなので、来週の中頃に入金を確認できるかと思います。

VOOの四半期分配金の推移グラフは以下の通りです。

VOO

ちょっと増配率の話をすると、VOOのそれは直近2四半期も、21年12月が前年同期比10.8%増、22年3月が同8.8%増となっていました。そして今回は7.4%増。この3四半期の平均増配率は9.0%となっています。

VOOの四半期分配金の平均増配率は、第1四半期が4.1%、第2四半期が3.6%、第3四半期が3.4%、第4四半期が4.2%です。従って、この3四半期の増配率ががいかに高いか(平均を上回っているか)が分かるかと思います。

仮に7%増配が10年続いたとしたら、その間に分配金は2倍になりますね。分配金や配当金が10年間で2倍になることは十分に想定できます。

逆に現在米国のインフレ率が8.3%でしたっけ?驚異的なインフレですが、さすがにこの水準が10年続くことはないでしょう。

そう考えると、分配金の増配率の方がインフレ率を上回るはずなので、私たち投資家の購買力は維持または増加すると考えられますね。インカム投資家の醍醐味です。

ま、VOOをインカム目的で投資する方はあまりいないと思います。それでもインカムの恩恵を受けられるわけですから、その他もう少し利回りが高く、増配率も良いようなETF(例えばVYM)なんかは、ポートフォリオの中心に据えて良い銘柄かと思います。

もちろんVOOなどインデックス・ファンドを中心に据えて、利回りが高めの銘柄をサテライトに配置するのだって、悪くないと思いますよ。

いずれにしても、投資をしているだけで、ほぼ勝ち組になれるのが日本です。気長にやっていきましょう。

楽しい投資生活を。
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