こんにちは。時短父さんです。

グローバルX社のカバード・コールETFの代表銘柄であるナスダック100ETF(QYLD)とS&P500ETF(XYLD)の6月分配金が発表されました。

ブルームバーグ掲載情報によると、QYLDは0.1735ドルで前年同月比10.5%減配、XYLDは0.4223ドルで同9.3%増配となりました。

QYLDの減配は6ヶ月連続、、逆にXYLDの増配は7ヶ月連続となっています。

個別の内容を見て行きましょう。

こちらはQYLDについての画面。
22-06

直近配当額が0.1735ドルとなっていますね。私、この配当額ってどうやって決まるのか、正直良く分かっていなかったのですが、今回少し理解が進みました。

というのも、その2つ上の段に記載されている基準価額(NAV)17.35ドルの1%となっていますね。

NAVとは、
投資信託の純資産総額のことで、Net Asset Valueの略。純資産総額は投資信託の貸借対照表(バランスシート)の資産から負債を差し引いた額であり、それを単位口数に換算したのが基準価額になる
と野村證券のサイトに書いてあります。

今回でいうと、資産総額が6.559十億ドルであって、おそらくそこから負債を差し引いて、それを単位口数に換算したものなんですね。

ということは、資産総額が増加すれば、基準価額も上昇しやすくなるし、逆に資産総額が減少すれば、基準価額は下落しやすくなる。なるほど。

で、QYLD投資家のYOSSHIさんはこうtwitterに投稿してくれていました。
YOSSHI

「上限1%」

QYLDの分配金はNAVの1%が上限なのか?!きっとそうなんだろうと思います。

現在はナスダック指数全般が不調ですから、この資産総額も減少傾向にあり、それつられて基準価額並びに分配金も減少傾向ある、という流れなのですね。はっきりと分配金の算出方法が分かったわけでないけれども、何となく目安は分かりました。そんな感じです。

3

6月分配金を含めた2022年累計額は1.171822ドルとなりました。前年年間分配金に対する進捗率は41.1%となっており、このままだと、年間通じての減配必至ですね。


もう一つのXYLDです。

22-06

こちらは分配金額が0.4223ドル。基準価額が42.26ドルなので、1%弱となっていますね。きっと考え方は同じようなものなんだと思います。

XYLDはQYLDと違って、資産総額が若干増えています。5月は1.565十億ドル⇒6月は1.603十億ドル。株価だけが資産総額を決定する要因ではないのでしょうが、一応増えているので、分配金も増やせるのかな??ちなみに前月比ではXYLDも分配金を4.3%減らしています。

3

2022年の分配金累計額は2.823828ドルで、前年年間額に対する進捗率は61.6%です。こちらは年間通しての増配となりそうです。

QYLDとXYLDの分配金利回りに魅力を感じて投資をしていますが、分配金の算出方法について、正直良く分かってないので、あまり過度な投資は控えた方が良さそうだなと思っています。節度を持ったポートフォリオを維持したいと考えています。


楽しい投資生活を。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ