こんにちは。時短父さんです。

16日の米国株は、前日の反発分を帳消しにしても足らないほどの下げとなりました。ダウ平均株価は前日比2.42%安で3万ドル割れ、S&P500指数は同3.25%安、ナスダック総合指数は4.08%安となり、年初来の最安値です。

米FRBの利上げに続き、スイス中央銀行も利上げ、英イングランド中央銀行も0.25ポイント引き上げて、政策金利を1.25%にすると発表。台湾中銀も2四半期連続の利上げを発表しました。

これらの発表を受けての米国株安だと思いますし、英FTSEを始めとする主要欧州株指数の大幅下落も重なりました。世界同時株安の展開となり始めましたね。

日銀だけ大規模な金融緩和を続けている印象。世界との差はドンドン開く、、。

株安(と円高)のおかげで、今日も資産はだいぶ吹き飛びましたよ。
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一晩で74万円が消えて行きました。あぁ、もう終わりましたね、、。('A`|||)

今年はもう資産を増やすのは無理そうですね。

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このチャートを見て、「資産増やせます!」って強気になれる方が凄いと思う。

いや、リセッション来るでしょ。JPモルガンは米国のリセッション入りの確率を85%と予想しました。5月の米住宅着工件数も1年ぶりの低水準となりましたし、住宅ローン金利は27年ぶりの高水準に到達しました。また5月小売売上高も減少しました。

きっと6月も同水準になるものと思われます。それが7月以降に発表される企業業績に反映され、、、株価は更に酷いことに(ならないでほしい)、、、。

でも、過度なインフレを抑制するには、リセッション入りも許容しないといけないのかもしれませんね。FRBのパウエル議長他、主要国の中銀は株式市場の安定より、インフレ抑制を選びました。物価を(許容できる範囲に)正常化させることが、当面の目標となったわけです。

これらを受けてですが、私はもう今年は諦めました。今年中に年初の資産額を上回ることはできないだろうと諦めます。

人にはどう抗ってもできることと、できないことがあります。私一人の力では市場を上向かせることもできません。金利をどうすることもできません。身を委ねます(川の流れのよ~に~♪)。

あ、でも勘違いしないで下さい。買付を止めるわけでも、保有株を売るわけでもありません。市場から退場するつもりはありません。

ただ「資産を増やす!」と意気込むのは止めます。なるようにしかならんからね。期待値を下げてやるんです。そしたら、資産が減ったって大して気にならんし、逆に運よく増えたら、ラッキーですから。

長期投資には短期的な諦めも肝心ですよ。


楽しい投資生活を。
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