こんにちは。時短父さんです。

投資界隈の方だけでなく、一般庶民にも円安、円安、円安、そして物価高の影響が及び始めています。

ガソリン価格(やっと少し下がった?)に、マクドナルドのハンバーガー、KFCのチキン、電気ガス代などなど、、私たちの財布からお金がどんどん逃げて行っています( p_q)エ-ン

米国株投資家は円安の影響を、良い面悪い面の両面で受けています。

良い面は、既に保有しているドル資産(ドル貨、米国株)の円ベースでの価値が拡大していることですね。ここ1~2ヶ月間で含み益が凄いことになっているはずです。

ドルで受け取る配当金も、以前よりは多くもらっているように感じますね。

一方で、円安の悪い面もあります。為替変動の影響を受けて、株価は同じなのに、1万円で買える株数が減ってしまうことです。

1ドル=100円の時に、株価50ドルの銘柄なら、2株買えますが、1ドル=130円になってしまうと、2株目が買えなくなってしまいます。逆に2株目を買おうとすると、1万3千円も必要になってきます。

円安の今だけの問題だけでなく、今後円高に戻った時(例えば1ドル=130円⇒100円)、為替変動分の30%が損失になってしまいますね。円ベースで考えるとね。

さすがに130円⇒100円はないだろうけども、115円はあるかもしれない。だって2ヶ月前はそんなもんだったから。そうすると、少なくとも15%は為替要因だけでマイナスとなってしまうよね。

為替要因による損失をチャラにするには、同じ水準だけ投資先の株価が上昇しないとならない。

これを懸念したり、嫌ったりして、なかなか現時点で投資に踏み切れない、タイミングを待った方が良いのでは?と考える投資家もいるはずです。


でもそんなのは正直言って愚かです。

確かに10%、15%の損失が為替でもたらされるかもしれませんが、米国株がそれと同水準、またはそれ以上に上昇すれば良いだけの話。

平均成長率が7%と言われているなかで、10%~15%成長は一年での達成はないでしょう。今年の相場では特にね。ただあなたが投資をしているのは短期トレードではないはずです。

10年~20年、もしくは30年以上の長期投資をしていると思うのです。

思い出しましょう。米国株は過去にこれだけ成長してきました。

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3,300%とか、6,300%とか、もう良く分からないくらいに上昇しているのですよ。それに比べて、為替の影響が10%?15%?取るに足らない影響だと思いますね。

当然、今後数十年で過去と同じ成長をするとは言えませんが、少なくとも10%や15%成長で終わるなんてことはないと思います。普通に考えれば。

だから、ここは米国株への投資は躊躇っても、止めてはならない。特に円安だからという理由だけで、止めてはならない。私はそう思います。

無理のない範囲で一緒に続けましょう!


楽しい投資生活を。
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円安待望論の罠 (日本経済新聞出版)
野口悠紀雄
日経BP
2017-03-10