こんにちは。時短父さんです。

5月になると、投資界隈ではこんなことがアノマリー(理論的根拠がない経験則)として言われます。

"Sell in May and go away,don't come back until St Leger day.”

「5月に売って、セント・レジャー・デーまで戻ってくるな」という意味です。夏場の相場は盛り上がらないので、その前に売ってしまって、9月頃戻っておいでというアドバイスらしいです。

でも本当にそんなんですかね、、?

実際のところの5月の米国株は以下のような動きをしていました。代表的な株価指数である、ダウ平均とS&P500で見てみましょう。

こちらがダウ平均株価の5月の騰落率です。1985年から2021年までです。

ダウ年別騰落率5月(1985年~)

「5月に売って」しまえというからには、圧倒的にパフォーマンスが悪いのかと思いきや、上昇は25回、下落は12回となっています。2010年、2012年、2019年の下落は大きいですが、、。

同じ期間のS&P500はこちらです。

S&P500 年別騰落率5月

ダウ平均同様に2010年、2012年、2019年は大きく下落しています。上昇は28回、下落は9回となっており、ダウ平均ほどには下落していない(プラスで踏み止まることが多い)ようです。

他の月との比較で言えば、5月に下落の回数が特別に多いわけではありません。5月より、むしろ6月や9月に多いことが分かります。

月別騰落率回数(1985年~)

S&P500では4月の方が下落回数が多いですし、6月から9月かけても多くなっています。5月は少ない方です(上昇の方が多い)。

S&P500騰落率

そんなもんなんですね。

では、2022年5月どうなるんでしょうか?もちろん株価を予想することなんて、私にはできません。たくさんのプロ投資家がそれを試みていますが、ぴったり言い当てるなんて到底不可能です。

アノマリーでは下がる、と言われているのに、実際は上昇する事の方が多いのなら、予想なんて無理でしょう。

5月に上昇するか、下落するかなんて、正直意味がない。長期投資家なら、一ヶ月のパフォーマンスがどうのこうとのいうのはナンセンスです。

10年、20年、いやもっと長いスパンで見た時に上昇傾向にあれば、それで良いのです。それを実現してくれるのが米国株であり、インデックス投資なんだと思います。

辛くなったら、このチャートを思い出しましょう。きっと心が救われるから。

SP500

楽しい投資生活を。
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