こんにちは。時短父さんです。

米コカ・コーラ(KO)がやりました!!v( ̄∇ ̄)v

昨晩、発表された1-3月期の決算で、売上高・一株利益ともに市場予想を上回る結果を出しました。売上高は前年比16%増という素晴らしい内容でした。

チャート

取引開始直後には66.98ドルの過去最高値を付け、67ドルまであと一歩のところまで来ました。

25日の米国株先物は全面安の展開だったので、この日は大きく市場は下げるかと思っていたのですが、コカ・コーラのお陰もあったか、主要3指数はプラスで終わっています。

コカ・コーラの発表された業績を確認しておきましょう。

売上高 104.9億ドル(前年同期比16.3%増) 市場予想98.3億ドル
営業利益 34.0億ドル(同25.1%増)
純利益 27.8億ドル(同23.9%増)
希薄化後一株利益 0.64ドル(同23.1%増)
調整後一株利益 0.64ドル(同16.4%増) 市場予想 0.58ドル

【KO】1Q業績推移

コロナ禍が外出制限等があった時は、外食・レストランへの出荷が多いコカ・コーラは悪影響をかなり受けていて、売上を伸ばすのが難しかったと記憶しています。

しかし、最近ではコロナの制限も緩和されていて、スポーツイベント等も開催されていますから、その恩恵を受けたようです。ロシア・ウクライナの戦争の影響は軽微だった模様です。

セグメント別では、全てのセグメントで売上高が前年同期比で増加し、特に北米(22%増)や中南米(33%増)、グローバル・ベンチャー(28%増)が好調でした。

【KO】1Qセグメント別売上高推移

興味深いことに、最大の北米の営業利益率は29%なのに対し、売上規模では劣る中南米のそれは63%と驚異的な水準となっています。ここの売上高が33%も伸びているので、利益貢献としては大きいのかなと感じています。

インフレの影響もあまり受けていないんだなと感じますね。むしろ為替の逆風があったと発表されています。

コカ・コーラのキャッシュフローですが、ここはあまり良くなかったです。というか、第1四半期はいつも、あまり良い数字が出てきませんので、気にしていません。

【KO】1Qキャッシュフロー推移

でも、久しぶりにフリーキャッシュフローがマイナスになってしまったのは、、、目を瞑りましょ。

きっと通期ではこうなるから!
↓↓
【KO】通期キャッシュフロー推移

さて、2022年通期ガイダンスも発表されています。結果から言うと、こんなインフレの嵐にも関わらず、(下方)修正はありませんでした。凄くないですか!

・オーガニックレベニューは7~8%増(変更なし)
・調整後一株利益は8~10%増(変更なし)
・フリーキャッシュフローは105億ドル(変更なし)

ロシア・ウクライナ情勢の影響は、出荷量に1%の影響、売上高と営業利益に1~2%の影響、調整後一株利益には0.04ドルの影響だそうです。


我らのコカ・コーラは、どんな時も私たちの期待に応えてくれます。信じて持ち続けましょう!そして配当を受け取り続けましょう!コカ・コーラで乾杯だね!


楽しい投資生活を。
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